【映画鑑賞】「ゾンビランド」(R15指定作品)(2009年アメリカ) | しろくま・まちゃるWORLD!

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【作品情報】

監   督 ルーベン・フライシャー

出   演 ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、アンバー・ハード、ビル・マーレイ、他

上映時間 88分

ジャンル  ホラー>コメディー>ゾンビ

原   題 「Zombieland

【あらすじ】

謎の新型ウイルスに感染した人が次々とゾンビ化し、そのウイルスは爆発的な感染を見せ、猛烈な勢いで全世界へと広がっていった。

 

数ヶ月後、地球上のほとんどの地域はゾンビで埋め尽くされて、人類はほぼ絶滅状態であると思われた。

 

アメリカ・テキサス州ガーランドに住む男子大学生(ジェシー・アイゼンバーグ)は、臆病で病弱で引きこもりがちなゲームオタクの彼は、「ゾンビ世界で生き残る32のルール」を作り、それを慎重に実践して生き延びてきた。

 

彼はオハイオ州コロンバスに住むという父母を探しに旅に出た途中で、屈強でゾンビ退治に命をかけて生き延びてきたタラハシー(ウディ・ハレルソン)と出会い、そのまま道中を共にする。

 

お互いに特徴や行動目的からあだ名がつけられ、大学生はコロンバスと呼ばれるようになる。

途中の大型のスーパーでゾンビたちを一通り退治してから、タラハシーの大好物だという「トゥインキー」という菓子を探し回るが、残念ながらそれは見つからず、代わりに美人な姉妹(エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン)と遭遇する。

妹がゾンビに噛まれたらしく、いずれゾンビ化してしまう妹を前に…銃を持つ二人に「愛する妹を殺して欲しい」と姉から哀願されて…少し油断したところで、銃を奪われ、車までも奪われてしまう。

 

妹がゾンビに噛まれたというのは口実で、銃と車を手に入れる為の狡猾な手段であったのだ。

そんな詐欺を働きつつ、信じられるのは自分たちだけという信念の元、彼女らは西海岸を目指していた。

 

タラハシーはゾンビに対する復讐もさることながら、この姉妹への恨みを晴らすべく、新たな車を手に入れて二人の後を追いかける事になるのだが…

◇■◇◇■◇◇■◇◇■◇◇■◇◇■◇

ゾンビ映画としては、北米において正統派ゾンビ映画の名作の一つ「ドーン・オブ・ザ・デッド」を上回る興行収入を得て、ゾンビ映画の傑作のひとつに数えられるようになった本作。

 

劇場公開時も公開されているのは知ってたけど、観る映画としての対象には入れてなかった。

 

今回いざ観てみると、なかなかイケる^^

 

かつてゾンビと言えば…

ブゥードゥー教の儀式でゾンビ化したけれど…

今はほとんどの映画でウィルスによる伝染病的な解釈が一般的。

 

かつてのゾンビは、動作がのろく、歩いて移動するだけで、少しの段差も越えられなかったけど…

今のゾンビは、走るわ、梯子を上るわ…

こりゃ簡単に逃げられそうにありませんな^^;

 

そうかと思えば、昔は生きた人間の匂いを嗅ぎつけて集まったはずやけど、ゾンビのメイクを施していたら仲間と思って食べられないというw

 

ゾンビ映画でのゾンビ設定も、日々映画の都合で変化しとりますな^^;

 

本作ではキャラそれぞれの個性も、際立っていて…

ゾンビ以外の登場人物もかなり限っている事で、複雑さをうまく回避して面白味を増していますな^^

 

ウディ・ハレルソン扮するタラハシーの勇猛果敢、傍若無人ぶりは、その風貌も相まって、ジェイソン・ステイサムに見えちゃう時があるから不思議w

美人姉妹の「姉」、エマ・ストーン演ずる「ウイチタ」は、登場序盤は70年代の美人女優を彷彿とさせる目力と雰囲気がたまりません^^

「妹」である「リトル・ロック」の方は、子役時代のキルスティン・ダンストのような風貌と雰囲気を醸し出してる。

ヒーローなんか憧れずになるべく平凡でいる事が生き残る為の大事な手段と思ってるコロンバスは、やはり一番目立たないけど…その臆病さ慎重さが次第に変化していくところが面白い^^

普段の日常では出会わなかったであろう2組の男女が、次第に信頼し合って家族の様にふるまっていく。

 

ゾンビ映画の本題とは違って、そういうところにも何か含むところはあるんやろうね。

 

ゾンビ映画に名を借りたコメディ映画という要素の方が強く感じるけど、これはこれで人気があるのはよく分かりますな^^

面白い映画やと思う^^

 

2019年、長らく噂だけがあって実現していなかった続編がようやく公開され、4人の10年後が描かれる。

こちらを観るのも楽しみやな^^