【作品情報】
監督・脚本 山崎貴
配役(声優) ルパン三世(栗田貫一)、レティシア(広瀬すず)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(浪川大輔)、銭形警部(山寺宏一)、峰不二子(沢城みゆき)、ランベール(吉田鋼太郎)、ゲラルト(藤原竜也)、他
ジャンル アニメ>アクション>3DCG
上映時間 93分
※2019年12月6日公開
【あらすじ】
第2次大戦下のフランス。
考古学研究の第1人者ブレッソン教授(伊藤和見)は、自身の研究成果をまとめた集大成ともいうべき「ブレッソンダイアリー」を娘夫婦に託して、送り出した直後、家に押し掛けたゲシュタポの要求を拒み、射殺される。
娘夫婦もゲシュタポに追われ、車が事故を起こして二人とも死んでしまうが、その手元には赤ん坊を抱いたままだったが、ブレッソンダイアリーはどこにも無かった。
時は流れ、現代のフランス。
時を経て、ブレッソンダイアリーが発見され、展示されることになったが、そこにルパン三世からの「お宝を頂戴します」という予告文が届き、警備をしていたパリ市警の一同はざわめく。
初代アルセーヌ・ルパンも失敗したという「ブレッソン・ダイアリー」を果たしてルパン三世は手に入れる事が出来るのか?
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原作者、モンキーパンチ氏が「切望」していたという3DCG化。
直前の2度目の実写版映画(2014年)も成功したとは言えなかったから、漫画のイメージを残しつつもリアルな世界を描きたかったんかね^^;
93分という映画の範囲で物事を表現するとなると、ちとストーリー進行上の「端折り」が多くなってる気がしたねぇ。
アニメ制作の都合上や子供の鑑賞も考慮してのこの時間設定かもしれんけど…
120~130分位の上映時間に設定して、背景や展開をも少し濃く表現したらもっと面白い作品になると思うんやけどね。
時間が短いことが優位に働いてるよりかは、ストーリーの稚拙な展開に繋がってる気がするな^^;
かのルパン三世の名作映画「カリオストロの城」が100分。
これでももっと深く掘り下げられるところもある気がするしね^^
映画全体のテンポを早くする為とか、説明する為のシーンは要らないという考え等ももちろん解るけど、敢えて説明するとか深掘りすることで展開に面白味が出ることもあるんやしね。
難しい選択ではあるけどねw
本邦初のルパンの3DCGについては、大成功してるといっても過言ではない。
各キャラクターの表現は、若干アニメ版とは違う部分もあるけれど、ある程度は人間像としてのリアル感も必要やし、多少の変更はしゃあないかねw
しろくま・まちゃるの中では、五エ門が一番雰囲気が違うかな^^;
主要メンバーの中では、一番アニメ顔(アニメに近いという意味ではない)な峰不二子。
銭形警部は、こういう感じやなw
出番はやや少なめやけどねw