《支援》盲導犬専門の繁殖犬だったハートちゃん。 | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

《支援》盲導犬専門の繁殖犬だったハートちゃん。

人間の目や耳、手足の代わりとなって

働いてくれた補助犬たちは(盲導犬・聴導犬・介助犬)

約10歳になると、

視力や聴力、体力の衰えなどを考慮して引退します。

 

引退するとボランティアさんに引き取られ、

普通のペットとして余生を送ります。

 

この「引退補助犬」さんたちと

「引退補助犬」さんを引き取って家族にしてくれた飼い主さん

を支援してくれている

『特定非営利法人日本サービスドッグ協会』さんより

こんなご相談をいただきました。

 

ご相談です。寝たきりの引退犬(ラブラドール)で、誤嚥性肺炎の疑いがあり、胃が上に上がってしまい嘔吐の様な咳の様な症状が出ており、病院から伏せの状態にさせることで改善できるとの事なのですが。

現在、飼い主さんは30kgのラブを一人で介護されており、急遽、自作で作られた物の上に乗せているらしいのですが、何いいアイデアはないでしょうか?

 

だったら!!

と思い、こちらの

 

 

『ペット介護用クッション RAKU²(らくらく)』

下差し

 

を製造している

(株)ヒューベスさんへお願いをして

1つご寄付していただきました。

 

実は、

この『ペット介護用クッション RAKU²(らくらく)』

が届くその前日に

誤嚥性肺炎が重症化してしまい、

わんちゃんはその苦しさで一晩全く眠れなかったそうです。

 

その次の日にいただいたメール

 

昨日、ボランティアさんより連絡があり、かなり重症化してしまってるようですが、直ぐに『ペット介護用クッション RAKU²(らくらく)』を使ってもらい、グッスリ寝れているようです。

一昨日の電話では、後ろでゼェーゼェー聞こえていたので、眠れていなかったりあったと思います。

こちらのV型で角度がついているので、呼吸が楽になって疲れていた分、寝れているのだと思います。

病院での点滴でも、診察台をV字型にして楽な体勢でしていたとも言われていたので、しばらくは、こちらのクッションでいけそうな気がします!

あとは、炎症が治まって食べれるようになればと思います。

 

 

このわんちゃんの

名前はハートちゃん、年齢は15歳3ヶ月。

盲導犬になる資質を持った犬を

9頭、9頭、10頭と3回の出産で28頭産んだ

盲導犬専門の繁殖犬だったそうです。

 

ハートちゃんのように

盲導犬を産み、育ててくれる犬がいるからこそ

外へ出かけられる、働ける人間がいるということも

我々、人間チームには

知っておいてほしいです。

 

ハートちゃんの飼い主さんより

このクッションは大きいですが軽いので病院搬送でも使ってます。

伏せの姿勢が出来るのはとても重要だと思います。

中が防水になってるのは有難かったです。

尿や、嘔吐やらで防水になってなかったら大変な事になってました。

カバーも厚く、爪の引っかかりや引っ掻きにも耐えられてとてもいいですが、乾きに時間がかかるので替えがあるといいなぁと思います。

また、もう少しだけ取っ手が短い方が搬送時に使いやすいようにも思います。

ハートは、かなり重症度の高い肺炎、食道炎の併発で、嚥下(飲み込む)が上手く出来なく、すぐ嘔吐してしまいます。

毎日抗生剤と痛み止めの注射、日に2度の点滴でやっと地獄から這い上がって来た感じです。

元々、誤嚥性肺炎の疑いからはじまり、こじらせてしまい悪化してしまいましたが、疑いの段階でこのような自然と伏せの状態と言うか傾かせれるクッションを使うことによって悪化は防げるのかな?!と思いました。

軽いので車に乗せて使ったり、とにかくクッションを使いやすい場所に簡単に持っていけるのがよかったと思いました。

年齢のこともあり、治療も限られてくると思いますが、少しでも身体が楽に過ごせたらと思います。

ありがとうございました!

 

RAKU²(らくらく)』に乗ったまま車に乗って

病院へ行くハートちゃん飛び出すハート

毎日、

病院へ行く必要があるらしいので

歩けないハートちゃんを

家から車へ乗せる→車から病院へ下ろす→病院から車へ乗せる→車から家へ下ろす

を毎日しないといけない飼い主さんには

わんちゃんを乗せたまま、クッションごと移動できる

この『RAKU²(らくらく)』は助かると思います。

 

今回、

ハートちゃんという大型の高齢犬で、自力では伏せの姿勢が取れず、

誤嚥性肺炎を患っている

というわんちゃんには、

これしかない!というクッションを

たまたま自分が知っていて、そのクッションを製造している会社の方が

優しくて(お願いした2日後には送ってくれていた)。

まさお君、だいすけ君、まさはる君が繋いでくれた、

ご縁に本当に感謝しかありません。

 

引き続き、

松本秀樹は

人間のために働いてくれた補助犬たちの余生を応援することを

続けていきます。

 

僕と同じ気持ちになってくれた皆さま。

こちらより引退補助犬たちの余生を

寄付をしたり、グッズを購入したり、会員になることで

応援できますので是非ともよろしくお願いします。

下差し