・・・と言うタイトルでまず頭に浮かぶのが今大会の柔道ですね
僕も世界大会や国内大会よく見てますけど・・・・・、
審判が「一本」と言った後に協議して「技あり」に変更になる事やその逆は何度か
見た事がありますが、「一本」のあとに協議してただの取り消し・・・なんにもなかったと
言う変更は初めて見ました
「指導」もよく分からないのは、審判に偽装かどうかを見る目が無いからでしょう。
団体戦で阿部一二三選手が一本取られた自称「肩車」も組まずにタックルしてから回転して
相手を背中から落とすんですよね。
これをバルセロナ五輪柔道女子銀メダリストでスポーツ社会学者の溝口紀子氏が、
「これ、タックルじゃないんですよ、足を取らずに追い込んだところを逆回転でひっくり返す
技で肩車になります、今この技、凄く流行りなんです」と解説していましたけど、組み合わずに
相手に突っ込む行為はタックルですよね、その後回転するかどうかでタックルじゃなくなる と 言う説明は日本語としてもおかしくないですか???
追い込んだところ・・・って、タックルして追い込んだところと言う事ですよね?????
僕にはタックルにしか見えませんけど、テレビでこう発言すると言う事は「認めている」と
言う事ですよね
この次からみんながやり出しても良いという事なんですね。
確かタックルは禁止されてるはずですけど・・・・・。
タックルしてもその後回転すればOKと言う理解で良いんでしょうか?
回転したかどうかではなく、タックルしたかどうかだと思うんですけど・・・・
こう言う所が分かり難いんですよね、しかも認めてるし・・・・
これ誰か分かりますか・・・?
性別くらいは分かります・・・?
これは今話題の女性ボクシング選手なんですけど、僕には男にしか見えません
僕だけですか・・・・?
・・・で、今賛否が渦巻いていますけど、感情論では解決できないですよね。
両性の特徴を持って生まれたこの方もきっとずいぶん苦労したと思います。
この方には何の罪も無いのですけど、では男性しか持たないXY染色体を持っていて、
男性ホルモンであるテストステロンの数値が高い人を「女性です」と決めつける根拠が
今一分かりません。
テストステロンは文字通り男性ホルモンで、骨や筋肉の発達に大きく影響します。
妊娠中の女性でも一時期テストステロンの数値が上がる事があるそうですけど、その比では
ない高いホルモン値だそうですから、言い方は悪いけど何割かは男性の要素があると言わざるを得ませんよね・・・・。
「私は女性よ~」と訴えているらしいこの写真も男性ホルモンやXY染色体のせいなのか、
申し訳ないんですけど、怒鳴っているおじさんにしか見えないです
ただ ↑にも書いたけど、そう見えるだのそう思えるだの可哀想だという感情論では
解決しませんよね・・・・、可哀想と言えば、何割かは男性の要素を持っているこの人と
殴り合わないといけない女性ボクサーも可哀想だと言えます。
パスポートの性別で判断するなんて馬鹿みたいな事言っていないで、ここは、
科学的にというか医学的にというのか、男性にしかないXY染色体の有無やテストステロンの
数値で判断するしかないのではないでしょうかね・・・・。
その基準も科学的に医学的にきちんと説明できるモノにする事も必要だと思います。
と言うのも この成功例を見て、これからもこう言う問題が増え続ける可能性があるからです。
生まれつき両性の特徴を持っているこの方達だけじゃなく、性転換手術を受けて性別を変えた
人や、手術を受けなくても今の性別が受け入れられないという理由で戸籍を変えた方もいるそうですから、これも時代なのでしょうけどきちんとしたラインを引く必要があるのではないかと
思っています。
そうしないと、女性がスポーツでは活躍できないようになる事は目に見えています。
「女は搾取されている~」と日頃叫んでいる運動家の皆さんがこの問題について発言しない事も
不思議に感じています・・・
いつまでもこの問題で感情論を戦わせても、解決には結びつかないですよね。
で、少し話は変わりますが・・・・、
片足または両足を失った方が特殊な義足をつけてパラリンピックで活躍する姿は感動的です。
ところが 義足の改良や素材の開発などによって記録がどんどん伸びてるそうです。
特に「走り幅跳び」に関しては右脚膝下を切断したドイツの選手が、2014年のドイツ選手権でオリンピック選手らに混ざってチャンピオンになるという快挙を成し遂げています。
僕 パラリンピックも見るんですけど、踏み切り脚が必ず義足なのがずっと気になってました。
人間の脚の能力には限界があるでしょうけど、義足の能力は無限だけど良いのかな・・・と
思っていましたけど、パラリンピック記録がオリンピック記録を追い抜く日も夢ではなくなっています・・・、この問題はどう思われますか・・・・?
そうなった時にこのスーパー義足をつけた選手がオリンピックで戦っても良いですか?
悲劇を乗り越えて頑張ってるんだから良いじゃないか・・・で解決出来ますかね???
なにも「走り幅跳び」の問題だけではなくなるかも知れませんよ。
・・・と言うように、時代が変わると今までなかった新しい問題が次々に出て来ます。
今現在は思いつきもしない事が、5年先10年先には出てくるかも知れません。
IOCと言う強い力を持った組織がそれに対応できてるのかと言うと疑問が残りますね。
まずは「性別はパスポートの性別で」などと軽々しく言わない方が良いですね。
難しい世の中になってきましたけど、今までいろんな権利を剥奪されていた方々が認められて
いる事も事実でしょうからね
曖昧さは寛容ともとられる事がありますが、実は案外危険だと言う事も考えないとね。
スポーツで活躍すればするほど非難され誹謗や中傷を浴びるのは決して良い事ではないです。
冷たい言い方かもしれませんけど、どこかで線を引くと言う事も大事な事かもしれませんね。
残念な事に僕には科学的医学的な知識がありませんから、こうすれば良いと言えないのですが
世界にはその道の「専門家」と言われる人達がいますよね。
ぜひ 感情的でない専門知識を披露してください。