2024年9月24日

 

成功と失敗、天国と地獄

 

地獄とは?大袈裟だろうが、大胆な小見出しを立ててみた。

 

羽田空港のラウンジに到着し、勢いよくシャンパン&お寿司を頬張ってみても、ちょっと気分が優れない。

 

これから待ちに待ったドジャース対パドレス3連戦を、ロサンゼルスへ観戦に行く。しかしながら、朝から良いことと、良くないことが順番に起きた。

 

良くないことが後なので、今ちょっと意気消沈。

 

そんな出発日の個人的な備忘録を綴る。

 

朝からの良い出来事。

 

早朝に見知らぬ番号から着信が入る。一度スルーして、番号検索すると一桁違いで、怪しいセールスでないことだけはわかったが、一旦折り返さず保留にする。

 

すると、10分後くらいに同じ番号から二度目の着信が入る。

 

本社の役員からだった。

 

前々日、本社の役員が出張で来られていたときに、会食タイムの雑談で、明後日から大谷翔平を渡米観戦に行く旨を話した。

 

すると、「チケットはどうした?」と尋ねられたので、もちろん購入済みですと応えると、「早く言ってくれれば、親会社のスポンサーシートが取れたかもしれないのに・・・」と、びっくりのレスポンス。

 

今からでもどうにかなりませんか?と、確保している座席よりも、スポンサー枠の良席を期待し必死に懇願すると、「聞いてみるわ!」と保留になっていた。

 

着信は、その結果連絡だった。

 

この役員とは普段電話で話す機会がなかったので、自分の携帯に登録がなかった。

 

「26日(木曜日)の1試合は、確保できそうだ!」

 

と、超嬉しい回答だった。

 

朝から気持ちよく、沖縄を飛び立った。

 

今回の3連戦は、もちろん全てのチケットを手配していた。

 

1戦目は、現地在住の友人が保有する年間シート(外野席)の1枚を購入する約束をしていた。一年ぶりに再会する友人は、2席の年間シートを購入しているのだが、相方は来れないから1枚余ると困っていた。自分も1試合は外野席を検討していたので、その余った1枚を購入してあげることにした。

 

2戦目と3戦目は、リセールチケットサイトで、各々1塁側2階最前列と3塁側2階2列目を購入。今回のチケットは、間際の先週土曜日に購入したばかりだった。仕事の都合で急に行けなくなるリスク回避と、大谷の「50/50」到達度合いで、チケットの価格も変動するのではないかと読んでいたから、間際の手配になった。

 

大谷は日本時間の20日(金曜日)に、運命の地、マイアミのローンデポパークで、見事「50/50」を達成。その前日に、自分の仕事予定もクリアできる目処が立っていたので、安心して渡米できる目処が整い、チケットも購入に動いた。(やっぱり「50/50」後は、少し値下がりしていた)

 

3連戦のチケット確保とともに、プラスのボーナス扱いで、3戦目のスポンサーシート権利を持って、渡米するはずだった。

 

羽田空港に着いてから、リセールチケットサイトで購入したチケットが、無事アプリ『Ballpark』にトランスファーされているかチェックしたところ、あり得ないミスを犯していることに気づく。

 

2戦目と3戦目のチケットを購入したつもりが、どちらも3戦目のチケットだった。メールのレシート等もチェックしたが、どちらの購入明細も3戦目になっていた。

 

土曜日に、複数社のリセールチケットサイトを同時に開いて、2戦目と3戦目を行ったり来たりしながら、リサーチしていた。そんなやり方が誤りだった。失敗だった。

 

結果、3戦目のチケットが3種手元にあり。2戦目が無い・・・。

 

1枚約3万円もしたチケットが、スポンサーシートに座れば、2枚も無駄になる。

 

わかってから、めちゃくちゃ堪えたなあ・・・。

 

この観戦前記のブログを書き起こす気力さえ失っていた。それでも気を取り直し、今、このブログに向き合っている。

 

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絶好調の大谷翔平!

 

今年6月のニューヨーク観戦時に、大谷はぜんぜん調子があがらなかった。ヤンキース3連戦の主な成績は以下の通りだった。

 

◆3連戦戦績

13打数 2安打

1打点 4得点 1二塁打

0本塁打 0盗塁

1四球 1三振 

打率・153

OPS・444

 

しかしながら、今の大谷は絶好調だ。

 

今朝、MLBより発表された先週の週間MVPには、文句無しで選ばれた。

 

 

◆LAST7試合

32打数 16安打

17打点 11得点

6本塁打 7盗塁

2四球 9三振

打率・500

OPS1・688

 

8月終わりに、「50/50」の予定表を作成してみたときには、今回のパドレス3連戦に当たるのでは!?とワクワクしていたものだが。

 

 

結果的に大谷は、「今季年間ベース」ではなく「過去27試合ベース」の進捗で「50/50」をクリアしてみせた。

 

このペースなら、3連戦でホームラン1本は観れるだろう!?願わくば、節目?の「55/55」到達が観てみたいものだ。

 

山本由伸やダルビッシュ有の先発登板には当たらずだったが、ドジャースの地区優勝もかかった3連戦。マジックは消えたままだが、3連戦で2勝すれば優勝が決まる。

 

先発予想は、手強い相手だ。

 

【1戦目】9月24日

LAD/ランドン・ナック

 13戦3勝4敗 防御率3・39

SD/マイケル・キング

 30戦12勝9敗 防御率3・04

 

【2戦目】9月25日

LAD/ジャック・フラーハティ

 27戦13勝7敗 防御率3・10

SD/ディラン・シーズ

 32戦14勝11敗 防御率3・42

 ※今季ノーヒット・ノーラン達成

 

【3戦目】

LAD/ウォーカー・ビューラー

 15戦1勝6敗 防御率5・63

SD/ジョー・マスグローブ

 18戦6勝5敗 防御率3・95

 

6月のヤンキース3連戦同様、エキサイティングな接戦が観られるかもしれない。

 

熱盛試合をやってもらって、ドジャースがチャンピオンに輝くシーンを見届けたいなあ。

 

気持ちを取り直して、楽しんで来よう!