2023年10月29日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ FOXスポーツの解説者として、ワールドシリーズ第2戦(テキサス州アーリントン)を観戦する殿堂入り右腕、ペドロ・マルティネス氏が28日の試合前に、今オフにFAとなる大谷翔平の2度目のトミー・ジョン手術からの復活に太鼓判を押した。

 

「彼はストイックであり、本物のプロ。二刀流として実績を残せたのは、誰より自分の体というものを理解してきたからだ。懸念はしていない。彼は、必ず、もう1度投げるための体を立派につくり上げるだろう」

 

「彼が欲しければ、欲しいだけの大きな契約が取れると思う。彼の実績が、それを証明している。そして、彼は非常に頭脳明晰な男だ。どの球団に行くにせよ、彼は、正しい選択をするはずだし、彼の意思が尊重されるべきだ。私も彼の決断を楽しみにしている。言葉を掛けるとするなら、焦らずにリハビリのプロセスを踏んで欲しいということかな」

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平 視力2.0超えへ!リハビリ中に熱中する動体視力トレーニング

(情報:女性自身)

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「10月中旬に、大谷選手は通訳の水原一平さんと一緒にスポーツの専門施設に行き、全身の筋肉量を測定したそうです。順調なリハビリが数値的にも確認できたため、大谷選手は安堵していたといいます」(在米スポーツライター)

 

右肘の手術から1カ月、エンゼルスの大谷翔平選手(29)は来年から打者として復帰できるよう、リハビリの日々を送っている。そんななか、ドキュメンタリー映画『Shohei Ohtani-Beyond the Dream』が11月17日に配信されることが決まった。

 

「大谷選手の素顔に迫る作品でディズニーが製作したものです。密着取材後、ディズニー側からお礼としてディズニー作品の映像がプレゼントされたそうです。ただ、一平さんによると『翔平は楽しんでいたけれど、それよりも夢中になっている映像がある』と話していました」(前出・在米スポーツライター)

 

大谷をとりこにする映像とは!?

 

「連日、動体視力を向上させる映像を見ているそうです。暗視スコープのような装置で、点と点が重なる映像を見たり、ゲームのように目で動く動物を追いかけたりする最新型の装置だそうです」

 

もともと大谷は眼球の機能も群を抜いているという。

 

「大谷選手は日本ハム時代、サングラスの有名メーカー『オークリー』社で視力や視機能を測定したところ、トップアスリート約800人のなかでトップの数値を記録。『お世辞抜きに完璧な目』と絶賛されていました。もちろん視力は2.0です」(スポーツ紙記者)

 

右肘が思うように動かせない現状で、大谷は眼球をさらに鍛えることに注力しているようなのだ。ホロス・ベースボールクリニックの代表・石橋秀幸さんは語る。

 

「視力は静止視力と動体視力の大きく2つに分かれます。静止視力というのは止まっているものを見る力で、動体視力というのは動いているもの全体を見る力です。

 

右目と左目の視野は見える範囲が違うのですが、動体視力のなかでも両目で見える部分を中心視といいます。野球では動体視力でしっかり捉え、中心視で捉えた球を見続けることが大切です。メジャーリーグの選手ほど実際にそうできるというデータがあります」

 

大谷が見ている動物映像は特殊な訓練法のようだ。プロスポーツトレーナー・和田拓巳さんは言う。

 

「画面で瞬時に光る部分をタッチする動体視力トレーニングは有名ですが、動物を見る視力トレーニングは聞いたことがありません。ただ、動物は多様な動きをします。走るにしても直線にずっと同じ方向に走ることはない。見る人が頭の位置を固定した状態で、走っている動物を目だけで追い、切り返されたとき、瞬時に目がそれに追いついていけるよう訓練する方法は確かに有効だと思います」

 

驚異の訓練で、大谷の視力が2.0を突破する日も近いかも!?

 

出典元:「女性自身」2023年11月7日号

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◆ 「監督として大谷翔平とできればいいね」 ワールドシリーズ舞台裏、メジャー屈指の好漢コーチが見せた笑顔

阿部太郎氏/情報:中日スポーツ)

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 頂点を決めるワールドシリーズは、メジャーリーグにとって最大のイベントだ。デレック・ジーター、ペドロ・マルティネスらテレビ解説で来場する往年のスター選手やテキサスが地元のブッシュ元大統領、さらには歌手でテイラー・スウィフトと交際して話題のNFLチーフスのトラビス・ケルシー選手ら華やかな顔を見た。

 

 この時期、記者も全米から集結する。ヤンキースやレッドソックス、ドジャースやツインズの担当も世界一の戦いの場を取材して原稿を書くのだが、地元紙は当然、自チームと関係のあった選手のネタが多い。

 

 例えば、ロサンゼルスの記者はドジャースに在籍していたシーガー、ボストンの記者は前レッドソックスのイオバルディといった選手を特集する。そして「なぜ10月に強い彼らを放出したのか」と嘆くのが一つのパターンだ。

 

 メディアの食堂でなじみの顔にあった。WBCのメキシコ代表監督を務めたエンゼルスのベンジー・ギルコーチだ。同コーチはメキシコのテレビのリポーターとして、この期間だけは取材される側から取材する側に回っていた。

 

 いつものように満面の笑みであいさつをしてくれたギルコーチ。メジャーでも屈指の好漢はエンゼルスの監督候補に挙げられている。「監督としてエンゼルスに戻ってくるの?」と単刀直入に聞くと、「そうなればいいね」。そして、続けた。「また翔平とできればいいね」。さて、来季はどうなるか-。ワールドシリーズが終われば、すぐに2024は訪れる。(阿部太郎)

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◆ ワールドシリーズ熱投のDバックス・ケリー「26歳で韓国に行く方がずっと怖かった」

(情報:中日スポーツ)

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◇28日(日本時間29日) 大リーグ ワールドシリーズ第2戦 レンジャーズ1―9ダイヤモンドバックス(アーリントン)

 全く未知の異国での経験は、ダイヤモンドバックスの先発右腕ケリーにとって、大きな財産となったようだ。ワールドシリーズ第2戦。韓国球界での4年間を経て、30歳で初めてメジャー契約を結んだ男は、7回1失点、9奪三振と敵地のファンに強烈なインパクトを残した。

 「正直言って、26歳で韓国に行くのは、大リーグやワールドシリーズで投げるよりもずっと怖かった。その年齢では、未知のことが多すぎた」。21歳でレイズと契約してプロ入りしたが、メジャーにお呼びがかからずに5年間のマイナー暮らし。家族と離れ、文化が全く違う異国でのプレーを選択するしかなかった。「それが人生で最大の重圧だった」という。

 「大リーグで必ずプレーする」ことを誓って、鍛錬を積んだ韓国SKワイバーンズ(現SSGランダース)での4年間。技術だけでなく、メンタルの強さも培った。言葉の壁、野球に対する考えの違い、そういったものをそしゃくしながらの毎日。「(韓国時代に)一番役に立ったのは、自分の声、自分というコーチだった」と話した。

 メジャー5年目、35歳でたどり着いたワールドシリーズで、ケリーは躍動した。抜群の制球力で、レンジャーズのガルシア、シーガーら勢いのある強打者を次々と打ち取った。重圧より楽しさを感じた。

 韓国時代、朝起きて、コーヒーを飲みながら大リーグの試合を見るのが日課だった。自分と大リーグをつなぎ合わせ、目標を見失わないために必要だった。その時は果てしなく遠かったメジャーの頂点を決める戦いで、ケリーは主役となった。

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 ■ NOTE