WBC
東京ラウンド準々決勝
番外編
2023年3月15日
明日、日本VSイタリアの日本ラウンド最終戦が行われる、大一番を迎える前日。
もう1試合の準々決勝、キューバVSオーストラリア戦の行われていた東京ドームへ。これは試合観戦のためではなく!?とある方々に挨拶にうかがうために寄り道した備忘録。
今日は、昼下がりに遅めのランチを取る予定を立てていた。何も食さず仕事をやり続けた後、表参道まで足を伸ばした。
新春らしい、気持ちいい快晴日!
ランチは、2月の聖地テンピで新たにご縁のもてた、”娘さんが大の大谷翔平ファン”である経営者タッキーさんと、米アリゾナ在住の大谷インスタグラマー、yukoinphxさんとご一緒した。
タッキーさんは、これまでWBC1次ラウンドを全て東京ドームでライヴ観戦されていたが、自分とはタイミングが合わず対面できていなかった。
お会いするなり、WBC 2023 SAMRAI JAPANのオフィシャル・パーカーを着て来られたタッキーさんは、「マイアミ、行くでしょ!?」とジョークまじりの笑顔で声をかけられた。
当初、自分の計画では、大谷が宮崎合宿に参加し、聖地テンピでのスプリング・トレーニングに参加しなければ、マイアミ行きの渡米を決行しようかなと考えていた。
結果的に、大谷は聖地テンピでキャンプを行ったので、自分はそちらの渡米を優先しマイアミ行きを断念していた。
しかし、タッキーさんは、日本代表が無事準決勝へ進めば、マイアミ渡米を敢行するという!
めっちゃ羨ましいが、さすがに立て続けに2度の渡米は難しい…。
ランチは、タッキーさんが予約してくれた、卵料理を中心としたホテルの朝食を思わせるボリューム満点の料理に、特注のブリオッシュで作るフレンチトーストがついたNYスタイルのブランチを提供してくれる「MERCER BRUNCH TERRACE HOUSE」で食した。
最初に3人でランチをとっていたが、後からyukoinphxさんのネットワークで、もう一方加わった。
なんと、自分が昔から愛読するマガジン『Sports Graphic Number』を発行する文藝春秋にお勤めされている、ゆうさんというお方だった。
ゆうさんは、Number好きが高じて転職されたそうだ。無類のコレクターでもあるという、ゆうさんとは完全に自分と趣味が同じ志向なので、興味津々に色々尋ねた。
今、最も売れる特集号は、W杯のサッカーでもなく、大谷世代の羽生結弦のスケートでもなく、残念ながら大谷のベースボールでもない。
売れ筋の数倍の勢いで売れるのは、なんと藤井聡太の将棋特集だそうだ。
ポイントは、度々耳にすることもあるが、本当に若者は雑誌を買わないらしい。スポーツをやっている若者ですら、Numberの存在を全く知らない人が多勢いるという。
それゆえ、Numberは純粋なスポーツ特集のみならず、M-1グランプリなど従来の固定概念を排した特集号にもチャレンジしているそうだ。
どの業界も、進化は必須ということだ!
3月9日発売のWBC特集号についても、ちょっとした小ネタを聞けた。
石田雄太氏が、大谷に特別インタビューした巻頭記事の誌面に使われた写真。大谷がモデルさながらに、薄グレーのニット帽を被って写っている特写だが、当初の企画ではWBCのオフィシャル・キャップを被ってもらって、撮影する予定だったそうだ。
WBC日本代表のオフィシャル・キャップが大人気過ぎて、Number編集部でも入手できなかったらしい。
そこで、コレクターでもあるゆうさんが、個人発注していたキャップを使おうと納品を待っていたが、ついぞ取材担当者が渡米する期日までに届かなったという。
ゆうさんは、残念がっていた…。
ゆうさんは、本大会は仕事で当然大忙しながら、プライベート観戦でも奮戦していた。
仕事とは別に、あのラーズ・ヌートバーのファミリーと普通にコミュニケーションできるレベルで親交されているということだ。
メディアではほとんど紹介されていなかったと思うが、ヌートバーのお姉さんやフィアンセも来日されていて、色々お世話したそうだ。
あの有名になったお母さん、久美子さんには、激レアで身内でも手に入らない「ペッパーミル・パフォーマンス」をモチーフにしたWBC公式タオルを、ゆうさんネットワークで入手しプレゼント。大喜び頂いたという。
短い時間だったが、貴重なご縁がもてたランチタイムになった。
その後、一度会社に戻り重要な仕事をやっつけた後、もう一つの出会いの場へ向かった。
この日のお昼過ぎに、Twitterランドでお世話になっているヤンチさんから連絡を頂戴した。今日明日、東京ドームへ観戦に行かれるということで、もしタイミングがあえば挨拶したいという嬉しいメッセージだった。同じく随分お世話になっている、わのかさんも一緒にいらっしゃるということだ。
Twitterランドでは、普段からニックネームのみで交流しているので、リアルにお会いしたことがあるファンは皆無。スペースで、お声を聞いたことがある程度だ。
Twitterは情報閲覧専門で、自からアクションすることはほとんど無いのだが、ヤンチさんやわのかさんにはメッセージ等でお世話になっている関係から、機会があれば一度お会いしたいと思っていた。
今日の観戦チケットはもちろん所持していたので、仕事帰りに寄り道してご挨拶して帰ることにした。
また今日は日本代表戦は無いので、話題のグッズ売り場を少しくらい覗けるかな?と微かに期待して行ったが、到着してすぐにあきらめた。
普通に長蛇の列が在った…(泣)
入場ゲートにも、日本代表戦以上に長蛇の列ができていた。たぶん、スタッフの数を減らしているのだろう。
日本代表戦は行われていないが、チケットには「ユニフォーム・タオル付き」と表示されていたので、この日も特典グッズを引き換えた。
ちなみに、自分は13日月曜日の1次ラウンド最終日も、この特典グッズを引き換えることができるかも!?と期待しドームに立ち寄ったが、その日は無しということだった。
7日間全てのチケット面には、「ユニフォーム・タオル付き」と表示されている。
紛らわしい!?システムがわかり難い!?
ドーム内には、相応の観客が入っていた。
日本代表戦と間違えて購入されたファンもいるだろうし、他国同士の準々決勝を単純に楽しみに来ているファンもいるのだろう。
自分はオランダ代表が進出していれば、普通に観戦に訪れる予定を考えていた。代表には、元エンゼルスのショート・ストッパーである、アンドレルトン・シモンズが入っていたからだ。
残念ながら、オランダは1次予選で敗退してしまった。
キューバといえば、以前は常連強豪国だった。日本代表と決勝戦を争ったこともある。しかし現在は、普通に?メジャーに移籍できる環境が整ったせいか、以前のように突き抜けた存在にはなっていない。
それでも、準々決勝の東京ラウンドまでやってきた。
4番には数少なく認知できる選手として、ソフトバンクなどで活躍したアルフレド・デスパイネが入っていた。ただ、有名なメジャーリーガーはひとりも入っていなかった。
試合を少しだけ観戦した後、挨拶の場に向かった。
そこには、ヤンチさんとわのかさんの他に、Twitterランドでおなじみのmercyさんやみかんさんも居らした。ヤンチさんが、この機会にいろんな方にお声掛けされたそうだ。
リアルでお会いするのは、なんとも不思議な感じがしたが、みなさん親切な方ばかりだった。
ヤンチさんからは、特別なステッカーを頂戴した。いつもご自身で書かれる選手似顔絵を全員ひとつの画角に集めて、WBC日本代表のオリジナルデザインに仕立ててステッカーにされていた。すごい貴重な逸品だ!
mercyさんは、前述のオランダ代表に出場しているシモンズを観るために、1次ラウンドが行われた台湾まで足をのばされていた。台湾土産のお菓子やWBCオリジナルマスクを頂戴してしまった。
決戦前日に僅かな時間であったが、貴重な出会いを経験させてもらった!
Thanks to Yanchさん