昨日の大谷翔平は、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に5番DHでスタメン出場し、3試合連発の19号ホームランを含む、4打数1安打3打点1四球だった。城島健司氏の日本人メジャーリーガー1年目のホームラン記録を抜く第19号は、1対1同点の3回に飛び出した。相手左腕カルロス・ロドン投手のインコース高めのフォーシームを、うまく右腕をたたみながら、左手で押し込む形で、右中間まで運んだ。はじめは少し詰まったような当りにみえた打球も、このスタジアム特有の風にも助けられ見事スタンドイン。4月に一度記録した、今季2度目の3試合連続弾となった。その前の試合の2連発ホームランといい、かなり強引なパワーでもっていったホームランだ。右肘問題再燃というピンチに、3試合連続ホームランという打撃結果で応えてみせる能力こそ、「スター選手は正しいときに輝きを見せる」といったイチロー選手の名言に相応しい活躍を、今回も実践してみせてくれている大谷翔平だ。この大谷の3連発の猛打に、試合後のトラウト選手も「二刀流選手は一方で故障を抱えても、他のことができる。本当にクールだ」と称賛。また少年のように野球を楽しむ姿を「(練習中の)ケージでは一生懸命に練習している。見ているのが楽しいんだ。彼が今やっていることは本当に信じられないよ」と、絶賛のコメント。こんなピンチを、プラスに変える結果を残す大谷が痛快で堪らない。

 

大谷、“城島超え”の日本人1年目単独最多19号&50打点 3戦連続弾で勝利貢献

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 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。決勝の19号3ランを放ち、4打数1安打3打点1四球で5-2での勝利に貢献した。3戦連続本塁打で城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手最多本塁打記録(18本)を更新し、打点も「50」に到達。打率は.287となった。

 大谷は0-0で迎えた2回無死一塁の第1打席は三ゴロ。しかし、1-1で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で快音を響かせた。左腕ロドンの94マイル(約151キロ)の直球を右中間に運ぶ勝ち越し3ラン。詰まったかと思われた打球が伸び、最後はジャンピングキャッチを試みた中堅手のグラブごとスタンドインした。

 4-2で迎えた5回は先頭で四球。しかし、後続が倒れて得点にはならず。7回も先頭で打席に立ったが、左腕バマーのスライダーに空振り三振。エンゼルスは続くシモンズがソロ本塁打を放ち、追加点を奪った。大谷は9回先頭では見逃し三振に倒れた。

 大谷は5日(同6日)の敵地レンジャーズ戦では2本塁打を含む4安打と大暴れしており、3戦連発で計4本塁打をマーク。ヒットも5試合連続で放っている。試合前には、新たな靭帯損傷が発覚してから初めて取材に応じ、現時点でトミー・ジョン手術を行うかは決めておらず、今季終了まで打者として出場を続ける考えを明かした大谷。一体どこまで打撃成績を伸ばすのか、注目が集まる。

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大谷19号3ラン また左腕攻略 内角高め強振「難しい球だったが反応できた」

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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は7日(日本時間8日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「5番・指名打者」で先発出場し、今季2度目の3戦連発となる19号3ランを放った。日本選手のメジャー1年目の本塁打数で最多記録の06年の城島健司(マリナーズ)の18本塁打を抜いて単独最多となった。

 1点を追う3回の第2打席。アップトンの中犠飛で同点とし、なおも1死一、二塁の場面で、左腕ロドンを攻略した。「ランナーがたまっていたので、返せてよかったと思います」と笑顔の大谷。内角高めの151キロの直球をとらえ「なかなか難しい球でしたが反応して、いいところに入ってくれました。詰まっていたので、風次第かなと思って走っていましたが、入ってくれてラッキーでした」と振り返った。

 城島を抜き、日本選手のメジャー1年目の最多本塁打数となる19号本塁打は、3試合連続、さらに苦手とされていた左腕からの1発。ここまでの本塁打を振り返り「全部うれしい。1本目は特にうれしかったです」と話した。
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 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場し、3戦連続のホームランとなる決勝の19号3ランを放った。4打数1安打3打点1四球で5-2での勝利に貢献。3戦連続本塁打で城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手最多本塁打記録(18本)を更新した。左腕から今季2本目のホームランとなったが、マイク・ソーシア監督は「左腕に慣れてきている」と手応えを示した。

 大谷は1-1の同点で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で、2ボールから左腕ロドンの94マイル(約151キロ)の直球を右中間スタンドに運んだ。城島氏を抜いて、日本人1年目の本塁打数では単独最多に。野手専門の選手よりも圧倒的に打席数が少ないにもかかわらず、トップに立ってしまった。

 4日(同5日)の敵地レンジャーズ戦でマイク・マイナーから一発を放ち、左腕からのメジャー初本塁打を記録したばかりの大谷。左腕に対して打率1割台の大谷をスタメンから外すことも多かったソーシア監督は試合後、「彼は左腕に慣れてきている。右腕、左腕であろうとバットが良く振れている」と納得の表情を浮かべた。

 エンゼルスは5日(同6日)、大谷の右肘に新たな靭帯損傷が見つかり、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を勧められていることを発表した。しかし、大谷は直後のレンジャーズ戦でも2本塁打を放つと、この日のホワイトソックス戦でもアーチをかけて3試合連続本塁打。3試合で4本塁打と圧倒的な打力を見せつけている。

 本拠地に戻ってから、10日(同11日)には球団側との話し合いで手術をするかなどを決断する見込みだが、本人は試合前に今季終了まで打者として出場を続ける考えを明かした。ソーシア監督は「ショウヘイはその知らせ(新たな靭帯損傷)に落胆していた。カルフォルニアでは大きな決断が下されるだろう」としつつ、「しかし、彼は野球をしたがっている。打席に立つことができて嬉しいんだ。彼は非常に良くやっている」と絶賛した。今季の本塁打数はさらに伸びていきそうだ。
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 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦で第2打席に勝ち越しの19号3ランを放ち、城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手の最多本塁打記録(18本)を更新した。この日は4打数1安打3打点1四球の活躍で5-2での勝利に貢献。詰まらせながらもセンターに柵越えを許した相手左腕カルロス・ロドン投手も「ホームランになるなんて思わなかった」と愕然の様子で振り返っている。MLB公式サイトが報じた。

 我が目を疑う一撃だった。1-1で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で、大谷はロドンの94マイル(約151キロ)のファストボールをフルスイング。内角高めのボール球に打球は詰まっていたはずだった。

 だが、高く上がったフライはセンター方向に驚きの伸びを見せる。今季フェンス側でスーパーキャッチを見せてきたアダム・エンゲル外野手は完璧なタイミングで大ジャンプ。だが、打球とともにグラブもスタンドイン。衝撃的なホームランとなった。

「ホームランになるなんて思わなかった」

 記事によると、ロドンはこう振り返ったという。外野フライと確信したが、センターオーバーの柵越え弾に。大谷にとって左腕から2本目の本塁打。今季19号を献上したロドンは驚きを隠しきれず、打球を見つめながらマウンドで悔しさのあまりにグラブを噛んだ。大谷自身も試合後に「ちょっと詰まっていたので、風次第かなと思って走っていたんですけど、入ってくれてラッキーだったなと思います」と認めていた。

「デカくてパワーもある男だから、かっ飛ばされてしまった。アダムはよく走ってくれた。あんなキャッチを以前も決めていたけれど、全部は捕れないね」

 これで今季6勝5敗ながらも、防御率3.11と好投を続けているロドンは記事の中でこう振り返っている。スーパーキャッチ寸前だったエンゲルを称えつつ、身長193センチで規格外のパワーを誇る大谷に素直に脱帽していた。
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 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場し、3戦連続のホームランとなる決勝の19号3ランを放った。4打数1安打3打点の活躍で、5-2での勝利に貢献。右肘に新たな靭帯損傷が見つかったものの、今季は打者に専念する意思を見せているルーキーに同僚のトラウトは「彼が今やっていることは本当に信じられないよ」と驚きの声をあげている。MLB公式サイトが伝えている。

 右肘に新たな靭帯損傷が見つかったことが5日(同6日)に発表された大谷。それでも直後の同日レンジャーズ戦で2本塁打を放つと、この日のホワイトソックス戦でも決勝の19号3ランを放ち、日本人メジャー1年目の最多本塁打記録(城島健司氏、18本)を更新した。

 MLB公式サイトは、この日の試合後にトラウトが「二刀流選手は一方で故障を抱えても、他のことができる。本当にクールだ」と称賛している様子を伝えている。さらに少年のように野球を楽しむ姿を「(練習中の)ケージでは一生懸命に練習している。見ているのが楽しいんだ。彼が今やっていることは本当に信じられないよ」と、驚きの声をあげていることをレポートしている。

 メジャーNO.1のスーパースターをも驚嘆させる二刀流右腕のポテンシャル。メジャーに衝撃を与え続けている。
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