「どうしますか」
(と聞かれても)
それぞれの治療について説明が始まる
「手術の良いところは、もし再発しても放射線療法が出来ます。
放射線治療でも効果がなかったら、ホルモン療法になります。
放射線療法だと、二度は出来ないので、
再発したらホルモン療法しかなくなります」
(雰囲気は手術を勧めている)
「まだ若いから、残りの人生が長いことを考えると、
再発した時のことも考えておいた方が良いかもしれない。
これが70とか80だったら、
また別の考え方もあるけれど」
「それぞれ副作用というか、日常生活に影響が出る場合もあって、
人によって違うんだけど」
「手術の場合は結構な割合で尿漏れが起こります。
人によってだいぶ違うけど、最初のうちは全員に起こります。
あと性機能障害が起こる可能性がある。
出来るだけ性機能に関係する神経を温存するんだけれど、
難しい場合もある」
(尿漏れと勃起不全か、、、)
(事前に簡単に調べてみた通り、、、)
「放射線は説明した通り、再発したら二度は放射線を掛けられないから、ホルモン療法しかない」
「できればホルモン療法の前に放射線を掛ける掛けられるようにしておきたい」
(手術を勧めている、、、)
「先生だったらどちらを選びますか」
「僕だったら手術」(即答)
「ロボットなんだけど、体への負担も少ないし、症例もおおいから」
(出張も多いし、移動時間も長いし、尿漏れは業務に支障をきたす可能性が高い、、、)
(でも、放射線の選択肢を残しておけるのは安心)
(性機能は諦めろと言われたら、諦めるべきか、、、)
即答できない
「尿漏れは治るんですかね」
「個人差があるから3か月で気にならなくなる人もいれば、一年経っても気になる人もいる。
でも治ったと思っても、くしゃみで漏れたりもする」
「このスコアだと、再発する可能性はどうなんでしょうか」
「一般に高くはないと思うけど、浸潤してたり、転移しているかどう調べる必要がある」
「いずれにしても検査するから、その結果も見て、次の診察で相談しても良いと思う」
「急ぐ必要のない癌だから」
「とりあえず検査だけ予約しましょう」
ということで
CT検査と骨シンチグラフィを予約しました。
CTが翌週、骨シンチが約2週間後でした。
ここまでは一般的な進め方のようです。
(と、診療後に調べるうちに分かりました)