今年の大河ドラマの主人公、徳川家康。

松本潤が主役を演じていますね。

実際の家康と瀬名の夫婦は、家康が浜松に居城を移してから冷えきりました。

その浜松で、家康は武田信玄率いる大軍、3万を三方原で迎え討ちます。

今年の腰抜けキャラクターの家康が、そんな決断する空気じゃない。

家康の闘いで一番部下が死んだのは、三方原の合戦です。

その三方原は、今は浜松の農業地帯です。

私の後輩も、三方原で農業をやっています。

昔の合戦場だったから、戦死した人をいろいろな場所に埋めて有ります。

一応、供養の施設は有ります。

でも、化けて出る霊はいます。

数年前、浜松に遊びに行って、三方原の友人の家に泊まりました。

古い旧家で、築80年のデカイ庄屋造りでした。

仲間も来て、酒盛りをしていました。

浜松名物のうなぎと餃子をたっぷり食べて、雑魚寝していました。

夜中の2時頃、私はトイレに起きました。

家の外から音がしました。

ガチャガチャ

鎧兜を着た武者の霊が現れました。

武藤喜兵衛、貴様に討たれた恨み、忘れまいぞ。

私は、鎧兜を着た幽霊に襲われました。

自慢話するつもりで持って来た、銘刀、備前長船兼光を出しました。

国宝レベルの銘刀です。

幽霊と睨みあいをしている時、不運にも起きた奴がいます。

幽霊は、船田を襲いました。

船田はかろうじて交わしたけど、足を斬られました。

私は、その隙をついて首を斬りました。

幽霊は消え失せました。

私の先祖、真田昌幸は、一時期に養子になり、武藤喜兵衛と名乗っていました。

三方原の合戦の頃は、武藤喜兵衛でした。

まさか自分の先祖が殺した武士の幽霊に襲われるとは思わなかった。

しかし、幽霊に斬られた船田は、足が化膿してしまいました。

翌朝、直ぐに病院に行って手当てを受けたけど、狂犬病ウィルスが体内から見つかりました。

懸命の手当ても空しく2ヶ月後に亡くなりました。

幽霊の刀に、狂犬病ウィルスがあったのか?

全く不思議な出来事でした。