昨日の相棒の脚本を書いた人は、キャリア警察官のルールを知りませんね。

キャリア警察官は、階級よりも入庁年度が優先されるのです。

神戸尊が杉下右京に、配下に入って貰いますなんて、絶対に言えない台詞です。

杉下右京も、年齢から考えたら、警視長か、警視監くらいになっていても不思議は無い。

主席監察官の大河内が、杉下右京に敬語で話すのは、年次が遅いからです。

それと、刑事部長は、本来2年で移動します。

いつまでも内村部長と言うのは有り得ない話です。

警視庁の刑事部長なら、次は県の警務部長として、地方に行きます。

そこで頑張れば、警視監になって県警本部長か、警察庁の官房長、警視副総監辺りになります。

キャリア警察官は、一年違うだけで、一生頭が上がらない世界です。

それが嫌で、キャリア警察官より民間企業に入る人間がいます。