大河ドラマ、どうする家康は、変わった視点で徳川家康を描写しています。

実際に、あんな軟弱な大名なら、とっくに部下に首を取られています。

武将の心構えの一つに

部下に涙を見せるな。

部下の前で泣き事を言うな。

この2つは、我が家に伝わる平安時代からの家訓です。

私の先祖は鎮守府将軍、源頼義です。

祖父は、帝国陸軍連隊長です。

部下に対しては、厳しさと優しさを持っていたから慕われていました。

祖父の葬儀には、3000人が参列してくれました。

祖父の部下だった帝国陸軍の兵士だった人が多数来てくれました。

連隊長閣下は、泣き事を決して言わない方でした。

笑顔をたまに見せてくれましたが、泣き顔は決して見せない方でした。

そう言って祖父を慕ってくれました。

一向一揆は、本当に手強い敵でした。

しかし、実際に家康は陣頭指揮したのかな?

泣き顔を見せたのかな?

一番の疑問は、瀬名が口出ししたのかな?

今川義元の姪ですから、武将の心構えは知っています。

有村架純のような態度を取られると、うざい女と思いますよね。

だんだん、瀬名と家康にすきま風が吹き出しました。

亀姫以降、家康は瀬名との間に子供は出来ません。

多分、岡崎に来てから、夫婦の営みは無かったかも知れない。

瀬名が拒んだ可能性が高い。

今川に敵対した家康が憎い。

その気持ちは、家康には分かりました。

家臣が信用出来ない。

本多正信の裏切りは、見せかけだった説が有ります。

復帰は、家康の危機の1つ、伊賀越えの時です。

タイミングが良すぎる復帰です。

本多正信一家は、亀姫によって滅ぼされます。

宇都宮の釣り天井事件は、亀姫と本多正信の息子、正純との確執から生まれました。

徳川秀忠にしても、正室から産まれた唯一無二の姉には逆らえない。

土井利勝にしても、政敵を始末したかった。

父、徳川家康を苦しめた男。

亀姫は、本多正信を恨んでいました。

瀬名の執念深い性格を亀姫は受け継ぎました。

三河一向一揆は、家康の人生を変えました。

猜疑心の深い男にしてしまいました。

限られた家臣にしか本心を見せない男になりました。

瀬名に対する愛情も、この時から醒めて行きました。

瀬名は、部下の反乱にあった家康を罵倒したと言われています。

貴方が今川を裏切るから、部下が貴方を裏切るのです。

因果応報ですよ。

そう言ったと言われています。

家康と瀬名の亀裂は増すばかりです。

問題は、有村架純が悪女の瀬名を演じきれるか?

吉瀬美智子の方が瀬名の役は合っていましたね。

大人の美人で、元ヤンキーだから悪女は似合いますからね。