F-1は、戦略も重要です。

フリー走行は、あくまでセッティングに時間を割くチームが多いです。

それでも、7割から8割の走りはします。

F-1は、本当にセッティングで動きが変わります。

車高、ショックの固さ、ウイングの角度、ブレーキバランスなど、セッティングの幅は多岐に及びます。

車のセッティングが決まればF-1レーサーは能力を発揮します。

しかし、レーサーによって車のセッティングの好みが違います。

アンダーステアを好むレーサー

オーバーステアを好むレーサー

それだけでセッティングは変わります。

基本的にアンダーステアを好むレーサーが多いです。

今のF-1は、パワーバンドをコンピューター制御しています。

どのスピードにマックストルクを合わせるか?

高速コースなら、290キロにマックストルクを会わせ、低速コースなら250キロにマックストルクを合わせるのが一般的です。

チームによってセッティングのやり方は、バラバラです。

同じ系列のレッドブルとアルファタウリもセッティングは、レーサー次第ですから、バラバラです。

マックスの好みと角田の好みは違います。

昨日の予選は、角田の好みがアタリました。

Q1で3位は驚きました。

しかもセクション2は、全体ベストです。

角田の速さは、関係者は知っています。

ただ、まだ戦略思考が甘い。

佐藤琢磨に及ばないのは、レース戦略が甘いからです。

予選は、90点の走りをしました。

決勝では、スタートを失敗しないでポイント獲得をして欲しいです。