こんばんわ。ま~ぶる 作業療法士 佐藤明子です。
子ども達の行動や、周りの現状などのことで、
「困っています」と相談されることがあります。
「この困っています」という言葉の意味の中には
・すぐに解決して欲しい➡解決策が知りたい
・なぜそのような行動をとるのか教えて欲しい➡原因を知りたい
・今、どの発達段階にいるか知りたい➡理解したい
ということが含まれています。
「困っています」という言葉は一つでも、含みがあります。
相手の立場を理解しご質問に対して、その解決のヒントとなる対応をお伝えしますが、
時として
あえて相手が求めていないけど、気がついて欲しい・考えて欲しいことを「伝える」こともあります。
さっさと解決策を教えてくれればいいのにと言われますが、
そうすると、ずっと「ハウツー」だけを追い求めてることになります。
こどもは発達、変化するもの。
治療するものではありません。
絶対に同じ結果がでるとはならない。
だから、私達には知識が必要で、
その知識は他者からの情報から入ってくることが多いです。
解決策だけ求めていては、知識は入らない。
だからこそ、余計なお世話でも、
知識として知って欲しいことをお伝えすることがあります。
今週金曜日は、
ダウン症発達講座修了生の方との勉強会。
一緒に知識のアップデートをしていこうと思います。
ダウン症発達講座の開催は7月以降検討しています。
一緒に学べたら、嬉しいです。