不器用の理由 | 作業療法士 佐藤明子のブログ 宮城県仙台市より

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ま~ぶる(株) (体と遊びと暮らしにアプローチ)

おはようございます。

 

ま~ぶる 作業療法士 佐藤明子です。

 

 

 

バレンタインデーには毎年スタッフから、チョコレートを頂いています。

 

 

今年は猫のチョコでした(*^^*)

 

 

バレンタインデーに事業所の子ども達と、チョコの制作をしました。

チョコの制作と言っても本物ではありませんが。

 

 

画用紙を切る

輪っかを作る

貼る

アルミホイルを巻き付ける

 

簡単な作業工程のようですが、

それぞれが違う手の使い方をします。

 

微細運動というと、

細かい動作、と思われがちですが、

細かい動作ができるためには、

「利き手」が上手に動かせるだけでなく、

「非利き手」と呼ばれる手がしっかりと安定性を持たないといけないのです。

 

はさみの動作

輪っかを作る動作

貼る動作

アルミホイルを巻き付ける動作

 

それぞれが片手だけではできない動作、

非利き手と言われる手の安定性が必要になるのです。

 

不器用と言われる子ども達を見ると、

大人側は「利き手」をなんとかしようとしますが、

 

不器用の理由は

・体の安定性

・両手の協調性

・目と手の協応

・感覚

 

課題が潜んでいる場合があります。

不器用のどこに課題があるのかは、

その子によって違います。

 

一つ一つの動作を丁寧に見ていく事で、

何が課題なのかを見つけていくことが出来るのです。

 

遊びの中にその子を伸ばす要素は沢山あります。

遊びを丁寧に見ていくこと、

大切にしていきたいですね。

 

 

 

 

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