間違えることが怖い子 | 作業療法士 佐藤明子のブログ 宮城県仙台市より

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ま~ぶる(株) (体と遊びと暮らしにアプローチ)


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こんばんわ。ま~ぶる 佐藤 明子です。

 

仙台は、朝晩寒いです。

 

そろそろこたつを出したい!と本気で考えます。


さて、今日は保護者さん達と面談をしていて、よく質問をされることです。

 

「うちの子、間違うこと、嫌がるんです」

 

「間違いを指摘すると、怒るんです」

 

と、いうお子様ををどんな風に考えるのか、、、、のお話です。

 

間違うことが怖い子、失敗が怖い子

っていませんか?

 

宿題をやっていても、間違うのが嫌だから1つ1つママに答えを確認する

 

後から直されることが嫌だから、漢字の書き取りを一文字ずつよく見て書くので時間がかかる。

 

宿題を直されると、ものすごく怒る。

 

このようなお子様、いませんか?

 


こんな時、大人の対応はどのようなものなのでしょうか?

 

「間違っても大丈夫だから自分の思う通りに書いてごらん」

 

「間違っても大丈夫。次かあるから」

 

「間違ったって死にはしないんだから」などなど、、、、、


言葉で言って聞かせることが、多いのでしょう?

 

では、皆さんだったら、仕事や私生活で「間違って大丈夫です」っていう場面、ありますか?

 

仕事や私生活で、間違うことは、したくなのが心情です。

 

「大丈夫」なんて周りから言われても、大丈夫なのは他人であって当事者は大丈夫でないのです。

 

では、私達が間違っても「大丈夫」と思える、感じられる時はどんな時か?


それは、自分の身が保証されている時。

 

この場所は自分にとって安心・安全な場所であると認識していること。

 

間違っても、そのことを笑われたり、指摘されることのない場所であるというのが前提です。

 

そして、間違っても次がある、と未来を考えることができるということと、

 

間違ったこと=自分自身が全否定されていることではないということに気がついていること


この条件がそろったら、「間違っても、次に頑張ることができる!」子供になります。


これは、勝負ごと、勝つことに異様にこだわり、負けることが苦手な子ども達にあてまることです。

 


では、安心・安全な場所であること。
とは、どういうことでしょうか?

お家は、子どもにとって安心ではないのか?

 

安心な場所ですよね。安心ではないのは、お家以外の場所だと思います。

 

こう書くと学校の先生方に誤解を与えてしまいますが、

 

先生方が恐怖を与えているわけでも、学校が悪だと言っているわけでははありません。


五感と二覚がしっかり働かない子にとって、学校生活はサバイバル状態なのです。

 

言葉では「安心」が言えても体の中に「安心・安全」という感覚が入らないのです。


五感と二覚の大切さの話は、今後ブログでもあげていきます。

 

2番目は、未来が予想しにくい。

 

失敗しても、次がある、と思えるのは未来が予想できる。

 

今できなくても、今後できるようになる自分がいる と、未来を無意識的に考えることができるということです。

 

未来を考えられるって、すごく素敵なこと。

 

カッコイイ自分を考えることができるってことです。


過去は写真を見たり、思い出話をしたりして、振り返ることができますが、

 

未来はどうですか?


未来は見えないもの、予測しずらいもの。

 

このことを無意識的に予測できるのは、

 

体の中に前・後ろ・上・下・右・左という動きの概念が出来上がると、

 

未来を予測やすくなります。


脊椎の動き・動きの発達です。

 

自分の身体の中に動きの発達が入っていないお子さんは、

 

知識として「未来」は入っていても、

 

自分の体の中に未来という概念は腑に落ちていないのです。

 

だから、失敗しても次があるということを理解できないのです。


脊椎の動き・動きの発達についても、今後お伝えしていきますね。


そして、間違ったこと=自分自身が全否定されているわけではない


このことが、理解できているか。


これは、自分の軸があるか。ということ。ぶれない自分。

 

自分の体の中心軸が無意識にわかっているかどうかに大きく左右されます。

 

姿勢が悪い、いつもフニャフニャしている子は、中心軸がわかっていないかもしれませんね。


体の中心軸とは?これも、今後お伝えしていきます。


からだとこころ、あたまは繋がっています。


からだからの感覚がキャッチできない子に、

 

見えないことを教えることは、すごく難しい。


でも、自分のからだからの情報をちゃんとキャッチできるようになると、

 

心に余裕が生まれ、思考が働きやすくなるのです。


間違うことが怖い子・失敗が怖い子


と、出会った時、目の前にいる時、

 

その子が体からの情報をキチンと受信できて、それを動きとしてだすことのできる体であるかを、

 

ちょっと確認してみて下さい。


言葉で「間違っても大丈夫だよ」、、、、と伝えることも大切です!


それと同じくらい、体からの情報をキャッチできる体をつくっていくことも、大切なんです。

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