行政法について・法律による行政の原則 | 行政書士は独学で合格できます(しかも2ヶ月で)

行政書士は独学で合格できます(しかも2ヶ月で)

行政書士の試験を独学で一から勉強して約2ヶ月で合格しました。
その際に勉強した内容を紹介します。
合格に必要な知識のみを効率よく身につけることに重点を置いています。
早期の合格目指して、がんばってください!!

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行政法といっても、「行政法」という法律があるわけではありません。
行政に関する法律をまとめて行政法と呼んでいます。

行政法には
・行政組織法
  内閣法、国家行政組織法など
・行政作用法
  行政手続法、行政代執行法など
・行政救済法
  行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法
があります。

行政とは、国家の統治作用のうち、立法と司法以外の作用の総称をいいます。

◎法律による行政の原理
法治主義とは、「国家のあらゆる社会活動は、法に従わなければならない」という原則をいいます。
行政における法治主義(法律による行政の原理)とは、行政行為は法律に従って行わなければならないということです。
以下の3つからなります。
法律の法規創造性の原則
 国会で制定する法律だけが、国民の権利義務に関する規律である法規を創造出来る。
法律の優位の原則
 行政機関が行う行政活動は法律に違反してはならない。
法律の留保の原則
 行政機関が行政活動を行うには、法律の根拠がなければならない。