目黒雅叙園のこの漆喰画を見に行くのは私の楽しみの一つでもあります。
 
時代は江戸あたりでしょうか
結構皆さん自由に着物を着ています。
 
基本を知ったうえでの崩しですね。

そしてこの目黒雅叙園の漆喰画は決してこの3人だけではなく
大勢の女性がそれは楽しそうに♪
壁にずらーりと何十人もまるで今にも動き出しそうな勢いで描かれていて、圧巻です。
 
襟の重ね方、襦袢の柄、草履の鼻緒、帯の結び方、学ぶところはたくさんありますが
そのすべてを現代で出来るかというと、なかなかうまくはいかないのがジレンマです(笑)
 
現代の日本では、着物の決まりが多くてなかなか武家の着方から抜け出せないところがありますが、
最近は、ちょっとづつ工夫をして個性を出している方が増えているように思います。
 
おじいちゃん、おばあちゃんの着物、ちょっと小さいですものね
捨てるのはもったいない、でも仕立て直すのはちょっと高い
 
そんな時に、どうやったら着物に日の目を見せてあげられるか
雅叙園の漆喰の女性たちからヒントを得たり
時代劇を見て色合わせを真似てみたり
 
着物を自由に着られるようになると、楽しいです。
 
でも、ちゃんとTPOと基礎を頭に入れてからの個性、崩し
これが大切だと
老婆心ながら思うのでございます。
 
では~