少し気にして街を歩けば、塾や家庭教師の看板広告で溢れている。
焦りを感じて塾や家庭教師を利用している家庭は多数いる。
が、それがそのまま学力向上するのか?というとそうでもない。
というか時間もお金も無駄なことも多いのである。
よく難関○○大学の学生が家庭教師をしていたりする。
学生のアルバイトしてはコスパがよく、人気だったりもする。
が、それが子供の学力向上につながるかというとあまり関係がない。
簡単な例だが、会社員の夫や妻に高学歴の人は人に教えるのが上手なのかを聞いてみたらよい。
ほぼほぼ比例しないと回答するだろう。
頭良すぎて何言ってるかわからないとかこちらの立場で教えてくれないなどがある。
もっと簡単な例だと、足の速い子供にどうやったら足の遅い子供が早くなるかを聞いてみたらよい。
「ガッと走る」「頑張って走る」など、そんな答えしかない。
要は教え方の勉強をしていないからだ。
子供が「全部わからない」、家庭教師が「何がわからないかわからない」といったことが日々繰り返されている。
同じようなことが塾の大学生講師にも当てはまるであろう。
大学生講師も自分なりに頑張って教えているとは思うが、結局学校の先生以上の教え方をしている人は皆無である。
別にSAPIXやら四谷大塚やら高い学費の塾やプロ家庭教師を進めているわけではない。
「教え方」を教わっている人に教わるべきだ。
東大/早慶よりも学芸大学等の教育学部の家庭教師、学生塾講師より専任講師やサテライト塾がよいかと思う。
実際に親である自分から講師/家庭教師に質問し、それが子供の立場でもわかりやすい回答と判断できる、「事前面接」のようなものがあればいいのだけれど。。