二日酔いで迎えたある日。
どうしてもこの日は美味しいものが食べたくて。
前日日本酒を飲み過ぎていたので、それ以外がいいなあーと近場で考えてみたところ、去年の2月にオープンしてからずっと気になっていたイタリアンのお店へ行くことにしました。
オープンしてからというよりも、工事の段階でどんなお店ができるんだろう？と興味深々だったもののなかなか行く機会を作れず半年以上経ってようやく訪問することができました。
写真は撮ってませんが、外観はとっても可愛らしい。
きっと店主さんのこだわりなんだろうなあ。
行く直前に席の確認すると、ちょうど2席空いていたので急いで向かいます。
外観からあれこれと店内を想像していましたが、入ってみると想像以上に狭い！
このような極小物件にあれこれとうまくレイアウトされてるなー、とついキョロキョロ。
狭いといえども、細かな箇所がしっかり計算されているのか圧迫感などはありません。
少しいびつな形をした1枚板のカウンターと、洋風の小上がりっぽいスペース。
お客さんは全部埋まっても10人ちょいというところでしょうか。
イケメンのシェフである店主さんと、今どきのとても可愛らしい女の子の2人でまわしてるようです。
（はじめはご夫婦？と思ったら女の子はバイトさんのようでした）
1杯目はビールで乾杯。
お料理は通常メニューに加え黒板にその日のオススメがありました。
その中からいくつか注文。
鯵のカルパッチョと鶏のコンフィ。
スパークリングワインを飲みながら、カルボナーラも頼んでみました。
ここまで3品、全てが丁寧に調理されててしっかり美味しい！
二日酔いはどこへやら、勢い付いてもう1つパスタを注文しちゃいました。
6席あるカウンターは最初満席でしたが、1組減り2組減り･･･で、最後店内には私たちだけに。
まだ閉店まで時間があったので、せっかくだからシェフにワインについて色々聞きながら注文。
全然ワインには詳しくないので、なぜか日本酒の好きなタイプの話をしながら出していただいたのがこの3種。
これがっ！！どれも好みでビックリ！！
拙い表現でこうもピッタリと好みを出していただけるなんて！！
中でも私は左のハンガリーの白が気に入りました。
琥珀色ではちみつのようなトロっとした口当たりは華やかで、どれだけ飲んでも飽きない印象。
国内に数本しか入って来ていないという貴重なものまで出していただいて、初めての訪問なのにすっかり長居。
二日酔いも完全に消えてしまいました。
本場イタリアでの修行経験があり、なぜこの両国でお店を開いたのか、等とあれこれとお話もしていただいてるうちに閉店時間が来てしまいました。
帰りはお店の外まで見送っていただき、美味しい料理とワインでお腹も心も大満足。
この日のようにがっつりとディナーにも良いし、早目の時間に前菜とワインだけっていう使い方もできそうなアットホームな素敵なお店。
駅から少し離れてる（と言っても両国駅西口から5分ぐらい？）ので、場所柄ご近所さんや界隈で勤めてる方がお客さんには多いのかなあ。
この近くにこういった本格的なイタリアンのお店がなかったので、これからもっと通いたいと思います♪
トラットリア モンテ トミ （イタリアン / 両国駅、森下駅、浜町駅）