堂島ビエンナーレ2015 | 乙女とオッサンの狭間

乙女とオッサンの狭間

女性の皮をかぶったオッサンです

2015.08

3ヶ月ぶりの大阪の今回の目的は「堂島ビエンナーレ」。
私はかれこれ3回目だっけかな?
いつも連れてきてくれる旦那さん、そして実家の義父母に感謝です。

前回よりは個人的に惹かれる作品が多かった印象。







2015のテーマは「Take Me To The River」。
私なりの解釈だと、この時代に溢れている情報や人間関係、多種多様な流動的な物事を水の流れに互換させ、自らもそこに身を任せながら人間も同様に常に進化しているものだと体感する展覧会なのかなーと。





そんな中、一番唸ってしまったのがこの作品。
同じはずのトマトがたらいの中で片方は沈み片方は浮いている。
展示されている2階という空間は、その建物をとっぱらってしまうと沈んでいるはずのトマトも浮いていることになるのではないか。
はたまた、鑑賞側の人間も浮いた存在となり得るのではないか。
いや、待てよ。2階という場所そのものが浮いている?
なーんてことを堂々巡りに考えてしまったのでした。