PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015~京都市美術館 | 乙女とオッサンの狭間

乙女とオッサンの狭間

女性の皮をかぶったオッサンです

2015.05

2ヶ所目は京都市美術館。



ここは全会場の中で一番多くの作品が展示されていました。



パスポートを提示していざ中へ。





このモノクロ写真は広島の被爆者によるメッセージを撮影したものなんだとか。
黒板塗装された部分に来場者がチョークを使って自由に落書きしていました。
ポップな作風かと思いきや、原爆による被害を受けた学校の壁にあったこのメッセージから着想を得たものと知ると、その可愛らしい落書きたちも誰かにとってはとても大切なもので、消えることない生の証のような気がしてきました。











映像作品が多かったこともあり、後半はやや駆け足での鑑賞になったのがちょっと心残り・・・。
結局今回はこの京都市美術館と最初に行った文化博物館しか回ることできなかったけど、作品そのものは全体的にとってもよかった印象。
キャプションもほとんどなくて、最初はおそるおそる観ていたのが正直なところですが。
でもそのキャプションがないことによって、より作品に先入観を持たずにいられたし、気になったらガイドブック見るなり、あとで調べたりするという復習する機会にもなりました。

京都では初めての開催となったこの国際芸術祭。
京都の歴史ある建造物に触れられ、寺社仏閣だけじゃない京都を楽しむこともできたようにも思います。
次回開催の際はもっと時間を取って訪れたいです!!