狂長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝は物をこそ思ふ御簾の隙間から垣間見た彼の君我が心奪いたまいし愛しい想い我を狂わせ世を捨てさせつる愛しき想い欲する想い叶わなければ殺めたいと望む狂おしい愛憎捨つる為世を捨てる吉野の桜遠き時呼び寄せた