始めの頃の無門…

 

何をするにもやる気がないというか

 

そもそもやる気というカテゴリーが

 

存在していないかのようで…

 

 

 

 

 

冷めたというか、世の中をなめたような表情。

 

というより、なめてもいない。

 

そもそも何もない。

 

 

 

 

 

まあ死にたくはないだろうけど

 

生きようがが死のうが大して変わりはない。

 

だからなんだ?って感じ。

 

 

 

 

お国が大事だけど

 

どこまで、どのように大事かは

 

自分自身分かっていない。

 

自覚していない。

 

 

 

 

ただ生きているだけだよね。

 

目先の快楽、ここではお金なのかな、

 

それだけが原動力になっていて

 

過去にも未来にも、

 

大切なものなど何もない。

 

 

 

 

 

そんな無門の表情が

 

お国の言動に一喜一憂する。

 

この映画のコメディーシーンではあるけれど

 

これこそが無門の変化に他ならない。

 

 

 

 

 

 

「わかってたまるか」

 

この言葉、この時の表情に、

 

無門の心の揺れが見て取れる。

 

 

 

 

 

 

「それがどうした?」

 

平兵衛との戦い直前の無門の言葉。

 

気付いてしまった自分自身の変化。

 

認めてなるものか、とでも

 

言っているような気がする。

 

 

 

 

 

 

私の心に一番突き刺さったのは

 

平兵衛との対決を終えて

 

平楽寺に帰って来た時の表情。

 

 

 

 

 

 

無表情で…

 

でもしっかりとお国を見つめ

 

何も言わず過ぎ去っていくときの表情。

 

 

 

 

 

 

お国を見ても全く動じない。

 

動じないというより、奥深くの部分で

 

動じることのない愛があるんだろうな。

 

 

 

 

 

 

そして…

 

どうにも抑えられない衝動。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大野くんほどモノを言わないで

 

表情だけで相手に訴えてしまう人って

 

いるのだろうかと思う。

 

 

 

 

 

 

あの時の無門を

 

ずっと見ていたいなって思うんだ。

 

 

 

 

 

あの表情を見に

 

また見に行きたいって思う。

 

 

 

 

 

無門の表情に打たれる

 

自分の心の痛みを

 

また確認したくなってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長期ロングランで放映で、

 

ひとりでも多くの人に

 

大野くんの演技を見てほしい。

 

 

 

 

 

そのために、微々たることでも

 

私に出来ることって何だろう。。