ドリフェス参戦の皆さんには長丁場お疲れ様でした。
ちょうど武道館が盛り上がっている時間帯
僕は映画館の暗闇で一人別方向に盛り上がってましたw

パンフだけじゃピンとこない方は、このポスターならどうかな。

はい、すいませんドンパチものです(;^_^A
少し前から気になってたんですが観て正解!いやー凄いですこれ。
一言で説明しちゃうと、もの凄くリアルな「宇宙戦争」なんですけどね(笑)
主人公はAaron Eckhart演じる退役を決意したベテランの海兵隊2等軍曹。
最後の任務として、隕石からの一般市民の避難誘導に駆り出されただけの筈が実は…
というよくある話ですw
秀逸なのは、海兵隊の一個小隊とエイリアンの白兵戦に焦点を絞っている事。
それをあたかも従軍カメラマンがいる様なドキュメント映像的撮り方で
最後までテンション落とさず観せきってしまうのは監督の手腕でしょう。
(実際時間が気にならなかったです)
このやり方はひとつ間違うとショボい作品になりますからねー、ハイリスクですよ。
そして何と言っても素晴らしいのがエイリアンの詳細を一切説明しなかった事。
外観でさえ引きで撮って細かい部分を映さないのが却ってリアリティになってます。
マカロンみたいな頭が、グレイタイプに飽きた目に新鮮ですわw
弱点を探る為の解剖シーンも何が何んだか分からない様にワザとしてるし。
機械が融合した体という塚本晋也の「鉄男」みたいなのがまたいいw
兵力的、戦術的に人間とあまり変わらない設定なのも良い方向に働いてますな。
結果、本当に生物なのか偵察用に派遣されたサイボーグなのかも不明。
まして何の為の侵略なのか、目的は最後までハッキリしない。
ー終始埃まみれの市街戦は殆ど実写版アーマードコアですが(笑)
こういうのはローランド・エメリッヒやジェリー・ブラッカイマーには
逆立ちしても作れないだろう( ´艸`)
もっとも、あの手が好きな人にもこの映画はダメでしょうけどね。
『ヒットの法則』みたいなのに乗って作られた見せかけだけの「商品」に
ウンザリしているアナタにお勧め!
あ、あとヘリコプターやその他の兵器オタクにも(o^-')b
続編作って事細かく敵の事を解明するのだけはやめて欲しいなあ・・・