年末年始、血まみれになったりしてましたが、その後は針穴から血が漏れたりはしていません。



が、なんか突然穿刺がうまくいかなくなりましたぐすん


返し側の今の穿刺場所、人工血管がちょうどゆるくカーブになってるところで。

そのカーブのエッジ部分から、真っ直ぐになってる方向に差し込む感じです。

血管の真上から真ん中に刺すんじゃないので技術がいるようで、主にスーパー技士さんと若手技士さん2人しか刺してくれなくなりました。

私的にも安心のお二人です。

その2人がいない時には大ベテランの方が刺してくれます。


以前、別の方が失敗を繰り返して3回ぐらい刺し直しになって以来、今のようになりました。


で、ずっとお二人が刺してくれていたのですが、先日、若手さんがいつものように差した時に、なんか違和感があったらしく


👨‍🔬なんか「新たな道」に刺してしまいました。いつもと感覚が違いました。


と言われたのですが、別に私は違和感もなく、ちゃんと血は返ってたので、そのまま透析開始。

途中、圧が上がりましたが最後までできました。


で、その次の時も、その「新たな道」に刺さったみたいで、技士さん的にしっくりこない感じでした。


👨‍🔬血管に入ってはいるんですが、奥まで進まないんです。もう少し差し込みたいんですけど…差し込むと多分痛いと思うんですよね。

多分血管壁に当たってるんだと思います。


透析ができないわけじゃないけど、圧が高い。

針先を血管内で探って位置調整しても、圧が高いまま。


簡易エコーで見ながら探ってくれましたが、どうもうまくいかないようで、刺しなおそう…となりました。


それで刺し直したんですが、やっぱり「新たな道」に刺さってしまう。

以前できていた正解ルートに辿り着かず、技士さん曰く


👨‍🔬薄皮一枚分くらい位置がズレてて、もう一層奥が正解なんですけど、ズレた所に新たな道ができてしまったためにそっちに針が誘導されてしまう感じです。


結局その日はうまくいかず、以前刺していた場所に刺すことになりました。


以前刺していた場所は骨の真上で神経を刺激するからか、長い月日を同じところに刺していると透析中2時間後くらいから激痛が走るようになってしまって。

それを回避するために今の場所になったので、私としては極力戻したくないんです。


1か月ぶりくらいに刺したので大丈夫かなぁと思ってましたが、激痛とまではいかなくてもやっぱり痛かったショック



昨日は大ベテランさんが刺してくれました。

若手さんが頼んだみたいです。


それでもやっぱり「新たな道」に刺さるようで、中を探って針の位置調整を繰り返し、なんとか正解ルートに辿り着いたみたいでした。


人工血管なんで、探っても突き抜けない限りは痛くないんですが、あまり長く探られると皮膚表面が痛いんですよね…ゲロー

まぁ、自己血管よりは全然マシでしょうけど。

いっそ刺し直してくれた方がいいんだけど、人工血管は一度穴あけたら塞がらないのでね。

なかなか刺し直す判断はしないですね。


スーパー技士さんは、きっと正解ルートに一発で刺してくれると思うんですけど、最近コロナで忙しいのか救急外来にヘルプで行ってることが多くて。


なんか上手くいかないなぁ…という最近の穿刺です。


あ、でも別に透析できないわけじゃないんですけど、少し再循環する可能性があるみたいです。

針が血管と平行に入ってないと、圧が上がったり再循環したりと少し支障が出てしまうんですね。


穿刺一つとっても奥が深い透析。

技士さん達の0.1mmを探る技術がスゴイな〜と感心しきりです。