今日、初めて癌患者の集まりに参加してきました(*´∀`*)

ありがたいことに、それも「婦人科系」の癌を対象とした会です。

「婦人科系ガン」の他にも「乳房系」の会も存在しています。

行政が主催しているので、会費も参加費もなく気楽な感じでした。


娘は同席はしませんでしたが、外のサロンみたいなとこで

話をしてもらったり、本を読んだり好きに過ごしていたみたいです。

少なからず、母と似たことで悩んでいる女性がたくさんいたことも

なんとなくでも肌で感じたのではないかと思います。

彼女の未来に、将来に無駄な時間ではなかったと思います。



皆さん、そうですね。。。

子宮体がんの方が多く、、、つまりご年配の方ばかりで、

お子さんも自立している方がほとんどでした。

自己紹介する時、30代で・・・という年齢の若さと進行癌の状況に

皆さん、一様に驚かれあまりに声が元気で気持ちに強さがあることを

褒めて励ましてくださいました。



「娘さんがいらっしゃるのね。。。」

「発見が遅かったのね。。。」

「検診してもそうなのね・・・」

など、ちょっと重い空気も流れましたし、涙されている方もいらっしゃいました。

我が娘のように、自分の年齢と私の母の年齢を重ねている方も。



そして、来週には再発&転移の治療のために再入院することも説明しています。

やはり、わずか半年で再発したことへの恐怖や不安感を

皆さんに抱かせてしまったようで、私がおもっているよりも

周りはとても死に対して敏感で受容する体制がない方が多いと思いました。

多くの方が早期がんで見つかっていて、発病後に再発がない方が大半でした。

自分の中では消化しきっているだけに、あまりにダイレクトに言いすぎたと反省<(_ _*)>




病歴と手術(私の場合はしてないので放射線&抗癌剤)の話や

食事療法の話、免疫ワクチンの話、セカンドオピニオンの話、身辺整理の話、尊厳死の話、

子宮頸がんワクチンの普及と癌検診率の低さ、

学校教育の生命や性(女性の身体やがん)が軽視されているか・・・など



とにかく要旨をまとめて分かりやすく伝えることに集中しました。


特に強調したことは、


=身近な方にお伝えください=


「子宮癌検診は必ず受診するよう声をかけてください。」


「がん検診の陰性は100%ではありません。

 HPV検査で自分の身体を知るとよいです。」


「癌になって婦人科で診察台に何度も乗るつらさや恥ずかしさより、

 勇気を出して診察台に乗っておいた方がとても楽です。

 貧血・不正出血があったら、早めに。」


「子宮や卵巣は、消化器系より、さらに無口です。

 私のように風邪もひかない丈夫で病院に無縁の人は、特に。」


「愛する女性の身体を守るのは男性の役割でもあります。

 変だと思ったら一緒に受診してあげてください。」


ちょっと教員時代を彷彿させるように、一部分、、、熱弁してしまいました。

皆さん、とても熱心に聞いてくださり、そして思っていることを話してくださいました。


その後、数人の方の自己紹介は、辛かった闘病生活のこと、医師や病院への不満と不信、

睡眠薬の常用、情緒不安で自殺をを考えたなど。。。私とは違ったとても重いものがありました。

でも、皆さんとても明るく元気で、パワーあふれる女性軍!という印象でした。


【くよくよしても仕方がない】


【どんなに考えて悩んでも答えがないものばかりだから】


【泣いて治るなら泣くけど、笑った方が免疫があがるから】


と、前向きで上向き思考です。

こういうのだ~いすき(*≧∀≦*)


会は発足してまだ2回目のようで、会の名前も私のあげた名前で決まりました。

なんか、こういうちょっとした社会活動みたいなのに参加できたことは

生きがいじゃないけど、存在意義みたいなのを感じられて嬉しいですね。


ちょっと遠かったけど、本当は入院前にしたいことが多くて時間も限られていたけど

参加させていただいて良かったです。

お茶飲んだ後には、娘にシールを買ってくださったI様、感謝いたします。

会を主催していただいた方々、参加者の皆さまの温かい言葉、

そして参加させていただけたこと、どうも、o(*^ー^*)oありがとうございました。