不登校と目に見えない世界・・・注意点 | 大阪・京都 ワーキングマザーが楽になる文房具ナビゲーター 手帳の選び方・使い方・オンライン手帳講座セミナー

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ライフコーチングの技術と手帳活用術・文具活用 しゅく 森淑子

今日は手帳とは関係ない話です。
私がコーチングを学んだきっかけは
子どもの不登校です。

不登校について
以前から思っていたことで

占いや霊媒、ヒーリング、リーディング、セラピー   等

目に見えないものを扱っておられる方々へ

不登校のお悩みについて知っておいて欲しいことがあります。


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たとえ、
あなたのセッションや施術などで
お客様のお子さんが学校へ通うようになったとしても

自分のおかげだ、自分の能力のおかげだ、というように、

ご自分の手柄のように言うことは避けてください。


なぜか?

行けるようになったとしても

~のおかげ
~に原因があった

と、
自分たちだけでは
如何ともしがたいところに
原因があったと思い込んでしまうと


その先、
そのお子さんや親御さんは
自分の問題や親子の問題から
目をそらしてしまうからです。



親子の関係は
目に見えないあなたのサポートを受けているとしても、

実際に関係をどうこうするのは当事者たち親子です。


あなたのサポートでよくなったとしても、

あなたからサポートを受けると決めたのはお客様自身のはずです。


自分で自分のことを決めているわけです。


でも、霊のせいとか

目に見えないところに原因があるとなると

本当に向き合わなきゃいけないところへ
向き合おうとしなくなります。





これは私自身の話です。

私が通っていた中学校は
当時荒れていて
校内暴力が日常茶飯事でした。

不登校などまだ少ない時代で
そんな言葉も生まれていませんでしたが、
学校を休みがちだったり
通えないクラスメートもいました。

私も、不登校になりかけていた時期があります。

その頃は、学校に行けない、となれば
体の具合が悪いのだろうと
病院へも無理やり連れて行かれたり

なんだかんだと
とにかく精神的に不安定な時期がありました。

偶然、私はあるきっかけがあり
立ち直って、学校へ通えるようになりましたが、

しばらくして私が落ち着いた頃に

親や祖母たちが、

「私が不安定だったのは、◯◯の障りがあったからだ」

と、霊障のせいにして
大人達は納得していました。



はぁ??私があんなに苦しんだのは
霊でも何でもなく、
大人たちのことで苦しんでたんだよ!!


って、
今なら言えるんですけども

当時は、
「あ~、そうですか、
やっぱり誰も私のことは見てないし、
話を聞くことないんだね。」

と、寂しくなりました。



この時のことは
大人になってから、
カウンセリングの過程で
思い出したエピソードですが、

ご祈祷を受けに行く時間とお金があるのならば、
少しでいいから、
あの頃のしんどかった自分と話をしてほしかった、
一緒にご飯食べて欲しかった
映画の一本でも連れて行って欲しかった
好きな本を1冊買って欲しかった。

少しでいいから、
無理やり腕を掴んだり、怒ったり、
イライラや文句をぶつけるのではなく、
それ以外で親には関わって欲しかった。





仮に
目に見えないところに原因があったとしても、
依存させるような関わりではなく
自立していけるように関わってください。


それが結局はお客様のためになっていくと思います。


子供に向き合おうとしない、
問題から逃げ回っているような親もいる一方で
相談に来るだけ、子どものことを思っているとは思うけれど、

目に見えないことだけをサポートするのではなく、

子どものために
目に見える行動を親が起こせるように
サポートしてあげてください。