額縁の縫い方(その2=鋭角の場合) | ヒロアミー日記

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基礎縫い【ミシン編  14】

 

  額縁始末=額縁の縫い方(その2鋭角の場合)

 

 

角度が鋭角でロック始末の額縁縫いの場合の縫い方の説明をします。

 

巻きスカートの前端の仕様などに使われることがあるのですが、パターンで額縁線があったとしても

鋭角で角度が強いと生地がバイヤスになってくるので伸び率があがるため縫い代は付けたまま

裁断をした方がきれいに仕上げやすいです。

               ヒロアミーの日記-額縁始末   

1、縫い代をアイロンで折ります。今回は3cmで折っています。
ヒロアミーの日記-額縁始末   角の縫い代は付けたままです。
 

         2、ロックミシン(ジグザグミシンなど)で裁ち端の始末をします。

          ヒロアミーの日記-額縁始末   ピンクの案内板の線上が縫われます。

 

3、アイロンで折ったのを開いて仕上がりの角の頂点にピンを刺します。
ヒロアミーの日記-額縁始末    

 

見えやすいように裏側の仕上がりに緑で線を書いてありますが、実際は折り線だけです。
 

              4、折った状態にもどして、交差点を裏からそれぞれにピンを刺します。

               ヒロアミーの日記-額縁始末

ヒロアミーの日記-額縁始末    開いた状態の写真です。 生地の裏側が見えています。
 

           5、交差点の黄色のピンが中表になるように合わせ、下側の黄色のピンを抜いて

             上側の黄色のピンで止めなおし、ミシン針を下ろします。

             ヒロアミーの日記-額縁始末

6、交差点から角の頂点を案内の紙ヤスリを置いて縫います。
ヒロアミーの日記-額縁始末

   

   注意

     押さえを下ろす前にピンは抜きましょう。

     押さえでピンは踏まないようにして下さい。

              

               7、縫い目から1cmのところで縫い代をカットします。

                 ヒロアミーの日記-額縁始末

8、縫い代を割り、鋭角に合わせてきっちりとたたんで表に返し完成です。
ヒロアミーの日記-額縁始末

 

額縁縫いは基本的に交差点から角の頂点めがけて縫えば良いのです。

 

そう考えると簡単でしょう!

 

どれも同じなのですが、」写真を撮ったから次は鈍角、縫い代幅が違う場合の額縁始末も書きますね。

 

 

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