府中 和食 たか田 | 日本の酒場をゆく

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府中で落ち着いて飲める小料理屋ew_icon_a401_20231123175643d25.gif
京王線府中駅から歩くこと約6分、埼玉県道・東京都道17号所沢府中線沿いにある小料理屋(和食 たか田)に入った。
「いらっしゃい」
白衣白帽正装の高齢主人がカウンターに立つ。
まずは、胃を温める船場汁が突出し代わり。
船場汁は塩鯖のあらと大根の潮汁で、大阪船場で家庭料理として親しまれてきた。
船場は、明治から大正にかけて大阪の商業の中心地として賑わった問屋街。
船場汁は、熱い汁に塩鯖のダシがしみ出てとてもおいしく、青森八戸のウニのおすまし「いちご煮」を思い出した。
塩辛もいいけれど、酒の肴の第一は、そりゃあなた「刺身」でしょう。
この日の「鮮魚三点盛り」には、メバチマグロ、ヒラメ、シメサバが登場した。
メバチマグロはやわらかく味はあっさり。
ヒラメはコリッとしておいしく、程よい酢加減のシメサバもなかなか良い。
注意まぐろ酒盗950円
鮮魚三点盛り 一人前1100円
牛タタキのサラダ仕立て「自家製ジンジャーソース」1250円
白ナガス鯨ベーコン2050円
赤霧島「紫芋・25度」グラス640円
山法師 純米吟醸 ひやおろし 山形 一合1150円
「営業時間11:30~13:30・17:30~22:30/日休」