鳴門 すみ寿 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

 

祖母と孫で営む気取りない居酒屋ew_icon_a401_2023092419002783d.gif
JR鳴門線鳴門駅から歩くこと約4分、撫養川から路地を入ると居酒屋(すみ寿)がある。
壁には鮮やかなイラストを描いた酒瓶が並び、厨房を囲むカウンターには、常連客が腰をおろす。
屋号は女将の名からつけたそうだ。
創業は平成9年。
「うちは惣菜から刺身、焼き鳥など何でもあるのよ」と女将がにこやかに話す。
それだけメニュー数が多いと調理や客あしらいも大変かと思いきや、孫との絶妙なコンビネーションで渋滞はない。
お通しがないので、まずは日替わりで9~10品がカウンターに並ぶ大皿料理をチェック。
定番もあれば、旬の食材を使った季節料理も登場する。
まずは酢の物を選び芋焼酎のオンザロックにした。
孫は小学校の卒業文集で「将来は店を手伝う」としたためたそうだ。
公約通り高校卒業後は店に立ち、気づけば10年以上の歳月が過ぎたという。
スタッフは女性のみ。
女将と孫が、客の空気をよみながら、その人にふさわしいもてなしをするところは流石だ。
メモメニューに値段表示なし。
注意とりきも
牛レバー
ポテトフライ
トマトスライス
生ビール
ウイスキー ハイボール
「営業時間15:00~22:00/水休」