四谷三丁目 旬の色 はせ川 | 日本の酒場をゆく

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花街の名残る四谷三丁目の割烹料理屋ew_icon_a400_202212112047335d4.gif
東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅から徒歩約三分、杉大門通りに割烹料理屋(旬の色 はせ川)がある。
真新しい白木のカウンターに腰を下ろした。
店は主人とアルバイトの女性二人で切り盛り。
まずは酒。
数種類ある中から新潟の地酒「麒麟山 超辛口」の熱燗にした。
麒麟山は新潟を代表する淡麗辛口の蔵元。
奥阿賀産100%の米作りや山を守る植林活動なと、辛口の味わいと地域に根差した酒造りにこだわる。
クイー……。
スッキリとして、キレ抜群。
心地よい旨みから徐々に辛さがふくらむ究極の淡麗酒。
味わいは55℃の飛び切り燗にてさらに開花する。
日本酒は肉にも合う。
品書きから選んだ「合鴨ロース葱和え」は肉のうまみを閉じ込めてやわらかく仕上げた一品。
麒麟山の超辛口は合鴨のうまみを邪魔しないキレの良い味わいで、合鴨肉にぴたり。
スズキの昆布〆からすみ掛けにもすこぶる合う。
四谷で上り坂の料理屋だ。
注意せりのお浸し800円
珍味三種盛り1000円
ギンダラの煮付け1500円
蟹みそ甲羅グラタン1500円
麒麟山 超辛口700円
麒麟山 純米大吟醸原酒3年熟成1500円
「営業時間17:00~23:00/日休」