村山 あらきそば | 日本の酒場をゆく

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そば街道の老舗の味よしうお77

JR山形新幹線村山駅からタクシーに乗り地理もわからず行先を言ったが、(あらきそば)はたいへん遠く、川を渡り、町を抜け、サクランボ農園を横切り、十五分ほど乗りようやく村はずれの茅葺き農家に到着した。
何台もとまる客の車には広島ナンバーもある。
築百八十年以上の農家は戸障子をとり払い、懐かしく落着く。
ここは山形の田舎そば屋の典型といわれ、そばは自家製粉そば粉百パーセントの「半毛利650円、うす毛利1200円、1.5倍毛利1750円」のみ。
最上川に沿う十四軒の店をたどる〈村山・そば街道〉の最後がここだ。
板そばうす毛利のそばは太さ四ミリほどの太打ちだ。
普通のそばのつもりでたぐると猪口に入りきれず一本つまむぐらいで丁度よい。
田舎そばで腰が強く、もぐもぐよく噛んで食べる。
うす毛利といっても優にせいろ三枚分あり食べ続けるうち、そば粉の香りに疲れてきた。
大正九年創業の田舎そばの味を求め、多くの客が訪れる。
注意半毛利650円
うす毛利1200円
うす毛利にしんのみそ煮付1630円
ウーロン茶250円
地酒400円
ビール620円
「営業時間11:00~14:00/水休」