久美浜海岸へ | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

いっぺん庵で一夜を過ごした後、海の上に昇る朝日が、海面に光の道を作っている絶景を見ながら、私は部屋の露天風呂に入りました。


春先の空気は、とても澄んでいて少し肌寒かったですが、朝に入る露天風呂は最高に気持ちが良かったです。


「このまま、ここに何泊も出来たら良いな…」と、1泊で宿を発つのがとても名残惜しかったです。


帰り際、宿の女将さんに玄関で写真を撮ってもらい、私達は久美浜海岸に行きました。


海水浴場の駐車場に車を停め、砂浜を少し歩いて波打ち際まで行ってみました。


季節は、もう春とはいえ、日本海である久美浜海岸は、風が強くて砂浜に打ち寄せる波も早く、夏の遠浅で穏やかな波の久美浜海岸とは、全然違う印象でした。


なので、私は波打ち際に立っているのが少し怖くて、あまり長居出来ませんでした。


だけど、30年ぶりに久美浜海岸に訪れて、私は当時の事を懐かしく思い出す事が出来ました…