子供と飴。 | 物事を色々な角度で考える。

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11歳、15歳の子供との日々、育児で思うことを書き綴ります。
子供、夫、親、友達、色々な考え方があって何が正解かわからなくて難しいし腹も立つけど、楽しいと思える時間が少しでも多い生活を目指します。

昔のこと。


キンちゃんがまだ幼稚園に入る前。

買い物ついでに百貨店のキッズコーナーで遊んでいました。

見知らぬ親子が何組かいて、

それぞれ滑り台すべったり、かくれんぼしたり、積み木やっていたり、遊んでいます。


見知らぬ女の子がキンちゃんに

「はい」って飴を差し出してくれました。

他の子にも配っています。

その子の母親はニコニコして

その様子を眺めています。

うちの子優しいわっていう満足げな顔。



キンちゃん、

その時まだ飴を食べたことありませんでした。

みんなが食べていたらそりゃあ興味湧く。

でも母としては食べさせたくありません。

遊んでる途中で喉にひっかかったら?

そもそも飴の味を知ってこの先欲しがって

虫歯リスク高くなったら?


こちらはモヤモヤです。


親切も相手が喜ぶとは限らないし、

むしろ余計なことするな的に

思われるかもしれない。

飴が好きで本当に喜ぶ人もいるかもしれない。


いらなかったけど、

だからといって、

「うちの子に飴なんて余計なもの配らないでください!」

って怒るようなことはしません。

でもハッキリ思うままに言葉に出す人間もいるよなぁ。

そこで

「飴を与えない家庭もあるので配らない方がいいですよ」

って優しく言えばよかったのか。

見知らぬ人、そんな意見するような距離感じゃない。


一応ありがとうって喜んでいただいて、

気をそらせて母のポケットに入れて帰りました。