唇って、周りの肌とは全然違いますね。体の中で唇って、とっても不思議な場所だと思います。ケアする上でも、その違いを知っておいた方がいいんじゃないかなと思いました。結構気になったので、調べてみました。 
 
唇は皮膚と粘膜の中間部分 
唇と他の肌部位とを比較した場合、最も特徴的なのは、唇が口腔粘膜と皮膚の境界に位置する中間部分であるため、粘膜と皮膚の両方の性質を持っています。皮膚は、外表面から表皮、真皮、皮下組織によって構成されています。表皮には乾燥、紫外線や外からの刺激から体を守るための頑丈な角層があり、真皮には毛細血管や神経が通い、この構造が皮膚に丈夫さと柔軟さを与えています。 
 
唇は粘膜に近い性質をもっているため他の肌部位よりも角層ははるかに薄くなっています。角層には、紫外線などの光を散乱させて体内に入り込みにくくする作用があるため、角層が薄い唇はその分透明性が高くなっています。また、唇にはメラノサイトがなく、これは紫外線を受けたときに肌の色を黒くするメラニン色素を生成する細胞です。光を反射するうぶ毛なども生えていません。 
 
これらの理由によって、表皮を通して真皮の毛細管の血流が透けて見えやすいので、唇は赤く見えるのです。頑丈な角層が、他の肌部位に比べて唇では薄いということは、それだけ唇が神経に近い敏感な部位であることにもなり、また、唇では、触角などを司るメルケル細胞が他の肌部位の表皮よりも密です。キスは、人種や文化にかかわらず広く行なわれている愛情を表す行為ですが、敏感な部位同士を接触させることで、信頼感を確かめ合うのだといわれています。 
 
また、唇の特徴として、立体性と弾力性が挙げられ、これも唇の角層が薄いために、真皮、皮下組織などがもつ弾力性を直接反映するためです。唇は柔らかくある程度自由に動かすことができるので、多様な食べ物を食べるのに適しており、その際に、口から食べ物が出ないようにする役割も持っています。また発生の際に唇の形を調節して多用な発音をするのに適しており、さらには、表情の形成に重要な役割を果たしているといわれています。その一方では、他の肌部位と比べて防御作用が脆弱であるため、すぐに荒れてしまったり、色がくすんでしまったりなどのトラブルを起こしやすいという弱点があるのです。 
 
 
PR 唇の美容液、酵素入りリップバームを使いました。