華やかな舞台で多くのファンを魅了する宝塚歌劇団。
宝塚歌劇団の団員、通称タカラジェンヌは「社員」という雇用形態が
とられているって本当なのでしょうか?
「ライブドアニュース」のHPに解説が記載されていました。
宝塚歌劇団の運営は阪急電鉄が行っているため、タカラジェンヌたちは阪急電鉄の
従業員ということになります。
宝塚歌劇団は、阪急阪神東宝グループのエンタテインメント・コミュニケーション事業で、
阪急電鉄創遊事業本部歌劇事業部が運営しているのです。
そのため宝塚音楽学校の生徒は阪急電鉄の電車に無料で乗ることができます。
ただし、席が空いていても絶対に座ってはいけない、乗る際は邪魔にならないよう
最後尾の車両のみ乗車可能、電車から降りるときは車掌に対して深く頭を下げて
お辞儀をするといった掟があるそうです。
宝塚歌劇団には公式のファンクラブである宝塚友の会のほかに、トップスターや人気のある
タカラジェンヌの私設ファンクラブがいくつか存在します。
しかし、これには非常に厳しいルールがあります。
まず複数の私設ファンクラブに入会することは禁止。
そして、入待ち・出待ちの際には「会服」と呼ばれるおそろいの衣服を着用。
一般人からタカラジェンヌたちをガードし、スターが安全に歩けるように混乱を防ぐという
役割もあります。
タカラジェンヌは未成年の女性でないといけないという規則があるため、結婚をする場合は
必ず退団をしなければなりません。
報告の有無はそれぞれの結婚観に任されていて、結婚を退団前の舞台で報告する
タカラジェンヌもいれば、何も告げずに退団して結婚するタカラジェンヌもいます。
特に男役の場合はファンにとって異性の恋人のような存在にもなるため、
ファンへのショックを考慮して事前に結婚報告をするのを避ける傾向があります。
またタカラジェンヌは男役・娘役問わず、ファンに誤解を与えないために、
親兄弟であっても異性と一緒に外を歩かないそうです。