昨夜も柿の種を食べながらビールを飲みました。

 

柿の種のパッケージの裏側に「こばなしのねた」が書かれているのですが、

昨夜のものは丁字路の話でした。

 

「T字路(ていじろ)」は、本当は「丁字路(てぃじろ)」が正しい標記だったそうです。

ちょっと気になったので、ググってみたら、NHKのHPに解説が記載されていました。

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/064.html

 

漢字の「丁」の字のような形のものを表す伝統的なことばとして、「丁字(形)<ていじけい>」というものがあります。

これは16世紀はじめの文献にはすでに見られます。

そして明治時代の小説などでは、「丁<てい>字路」ということばが頻繁に使われています。

 

その後、英語のアルファベットが一般に普及するようになり、「Tシャツ」などといったことばも出てくるようになりました。

こうした時代背景のもとに、「丁字路」のことを「T字路」と言う人が出てくるようになりました。

これは、「丁」と「T」の字とが似ているだけでなく、「テイ」と「ティー」という音も似ているためです。

現在では、「T字路」のほうがむしろ正しい形だ、と思っている人も増えているようです。

 

普段、正しいと思っていて使っている言葉でも、本当は間違っているものがあるのかも知れませんね!

以上、改めて言葉の大切さを感じた営業マンの日記でした(;^_^A