名古屋ういろの大手のものは口に合いませんが、こんな筈ではないと「ういろ専門店」が気になります。今回、1988年(昭和63)に創業の「尾張ういろ本店(江南市)」を訪ねてみました。

 

   店は、通りから外れた住宅街の中にあり、民家に近い建物でちょっと分かりにくく、ナビがないとたどり着けないような場所ですね。駐車場もよく分かりませんでした。

   尾張ういろは手造りで米粉だけを使用し、他にはないコシのある仕上がりになっています。とにかく、これだけのねっとり・もっちりな「ういろ」は、お目にかかったことがありません。極端に言うと、ご飯を水で溶いて「のり」を作り、砂糖をちょっぴり入れたような感じでした。そうそう、ういろを切り分けるのに釣糸のようなものが添えられていました。ちょっとした気遣いですね。

白(棹)ハーフ350円

尾張ういろを小さくカットしたものは、尾張(おわり)でなく「こわり」として商品化されています。お・も・し・ろ・い!!

抹茶(こわり)1個120円

大きさ30×30mm、高さ20mmでカットされたういろ。ハッキリとした抹茶の風味と甘味が感じられます。

小豆(こわり)1個120円

小豆味のういろに小豆その物が練り込まれています。

栗むし羊羹(ハーフ 550円)

吉野本葛を使い、あっさりとした上質な甘さの羊羹です。美味しく仕上がっています。好きですね。

尾張ういろ本店

住所:愛知県江南市五明町太子堂132

Tel:0587-55-4336

交通手段:名鉄犬山線布袋駅[出口]から徒歩約18分

営業時間:9:00〜18:00

定休日:毎週火曜日午後・水曜日