日本一周(沖縄Ⅰ)しまんちゅと雑魚寝 | パイェーハリ!

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バイクと旅と釣りと独り言のブログ。Поехали!(パイェーハリ!)とは人類初の宇宙飛行を成し遂げたソビエトの英雄、ユーリガガーリンが地球を旅立つときに発した言葉で、さぁ行こう!という意味です。

スーパーカブとともに沖縄本島本部港に着いたのは夕方、当然のごとく今日泊まるホテルなどとっていないので野営できる場所を探さなくてはならない。海岸を走って適当な場所を見つけたが、ここでトラブル。テントの下に敷くグランドシート(ゴザ)がないのだ。鹿児島ですでになくなっていたのか、船内で振り落とされたのかは分からないが、これがなくてはテントの底に穴が開いてしまう。絶対に必要ではないが、これからやんばるの森へ行く前に調達しておきたいところ。

 

 

 

すっかり暗いが、名護市の中心部へ向かう。この時間にゴザを売っている店はないだろうか・・・

 

 

 

ドンキをのぞいたがいいサイズがなく、閉店ギリギリの100均でなんとかゲット。なくしたものと比べるとずいぶん薄っぺらくて頼りないので、とりあえずの間に合わせとする。

 

 

 

 

 

というか100均に行って気づいたのだが、消費税がいつの間にか10%になっている笑 本土と違って沖縄は10%も消費税をとるのか!さては米軍基地のせいだな!とスマホで調べたらずいぶん前に全国的に10%になっていたようだ( ´∀` ) それでも衝撃だったので友達に電話したら「何言ってるんだ?ずいぶん前に変わったろ」と一言。また恥をかいてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

俗世から隔絶するのも、ほどほどにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、コンビニでおにぎりを食べた。ファミマの沖縄限定ランチョンミートが入っているやつがめちゃくちゃ旨い。名物というほどでもない、地域に根差した食べ物というのはコンビニやスーパーでけっこう売っている。値段も安いので大金はたいて船旅を終えたばかりの身にはありがたかった。

 

 

 

 

しかしこう街中に出てしまってはおおっぴらにテントを広げて寝るわけにもいかない。本当なら買い物は明日の予定だったので、さてどうしたものか・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

沖縄旅行初日は、ホームレスと寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

今は自分もホームレスだから問題ないはず。普通ならホテルでバイキングとかなんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

10月5日

この日も買い物。なんてったってこれから未開の地、野生の王国、やんばるの森に行くんだから。そんな場所で補給は期待できない。万全の体制を整えることにした。

 

 

とくに昨日ホームレスと球場で寝た時、蚊の多さに驚いた。10月に入ってはいるが、こちらの薬局では虫よけがまだ入り口の前に列をなして並んでいる。とりあえず購入。

 

 

そんなこんなで、名護を出発したのは昼過ぎ。今日のおやつはスーパーの揚げ物コーナーで売っていたサーターアンダギー。1個100円くらい。大好物である。これとちんすこうが毎日食べれる沖縄って最高。

 

 

海辺で食べていたのだが、ちょっとルアーを投げてみたくなって

 

 

沖縄初フィッシュ!名前が分からなかったので魚好きの友達に写真を送ったら、コバンヒメジというらしいことが分かった。捌いて食べてしまった。

 

 

 

 

腹ごしらえもして、旅再開。

 

 

 

道路を走っていると、普通にオオタニワタリやポトスが生えている。沖縄で観葉植物って売れるのかな?っていうぐらい。亜熱帯の森だけで興奮笑

 


 

そうかと思えば、ハブが轢かれていた。まだ普通に町ではあるんだけれど、迂闊に森に入るのは気を付けたい。

 

 

 

 

ここまで一般的に沖縄らしくない写真が連続してますので、今帰仁城をご覧ください。

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

その城壁は本土の城より、ヨーロッパの要塞のようであった。攻める側としては厄介な難所だったであろうことが、幾重にも重なる石垣から見て取れる。それと同時に、いまではおおらかなこの島にも戦や権力争いがあったことがどうにも納得いかなかった。

 

 

 

その後、地図で目に留まった古宇利島に渡ってみる。

 

  

 

実はこの島には、小学生のとき一度家族旅行で来た。すごくきれいな海だったのを憶えていたので、大人になって日本をまわってきた今、改めて見てみたかったのだ。想像通り、一直線に伸びる橋とエメラルドグリーンの海は今も絶景。島内を一周し、サンゴが敷き詰められたトケイ浜も。

 

 

 

 

しかしなぜか少年時代ほどの感動は得られない。

 

 

 

 

 

少し日本を知りすぎたのかもな、と思ったが、それはうぬぼれだと思い直す。

 

 

 

 

北上して、実に沖縄らしい公園で一泊。

 

   

 

こんなところ。やりがいのあるアスレチックもありました。

 

 

 

 

 

 

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