調和 その② 

悪と善 即ち、二元論の事を、書きたいと思います。

少々、長文になりますが、一気に書きたいと思います。そんな考えもあるんだなっと思って読んでくださいね



さて、さて、

調和、調和って、悪い人もいるのに、調和なんてできるはずない。綺麗事言うな!(怒)と思う人も当然いる事でしょう。
私も昔、同じことを思っていました。


善と悪


例えば、

波の荒い所を見て、あの波は悪。
波の穏やかな所を見て、あの波は善。

切り離して考える事ってできますか?
勿論できないですよね。

何故なら、穏やかな波も、荒い波も全て含めて海だからです。

荒い波も役割があり、穏やかな波も役割があり、全て海の一部なんです。



人間はどうしても、善と悪、物質世界(科学と)と、目に見えない世界(非科学)など、切り離して考えがちになってしまいますが、これでは、本質は何も見えてこないのです。


例えば、

ピアノ(物質)があるから、音が出る(目に見えない)。

その逆で、音があるから(目に見えない)

ピアノを弾く。

匂いがあるから、物質があるし、物質があるから、匂いがある。

科学も、見えない世界を追求しているわけで、
全ては、繋がっているのですね。

悪があるから、善がわかるし、逆に善があるから、悪がわかるのです。


ということは、悪が善。善が悪ともいえます。


善=悪 陰=陽    太陽=月 水=火 男=女    正=誤 その他

背反するもの全てが、役割があって、
実は繋がっている。調和しているのです。

二元論、物事を切り離して考える事は、
もう限界だと私は思っています。


ちなみに、何をもって「悪」と言うか

「善」とい言うかすら、わからない時もあります。


例えば

私が、TVのない家族がいて、凄く可哀想に思い、善の気持ちでTVをプレゼントしました。

すると、TVをもらってから、家族と話す時間がなくなった!TVなんていらない。(怒)TVは余計な物だ。となればこの家族に取っては、TVは悪になり、


私が人の髪の毛を切っていて、

「やばい。曲がってしまった。失敗した」と思っても、お客さんからすれば、この角度が凄く良い。今までで、1番腕がいい。最高!と言われたら、この人に取っては、成功なんですね


そうなると、善も悪も、正=誤も、何がなんやらわからない。境界線はなくなってくるのですね


背反するものを、どうこう考えてしまうより、

好きになる必要もない


ただそれぞれには、役割がある。

全ては、宇宙の一つ。
もっと言えば、宇宙の仕組みの一つ。として、
認めることが大事なんですね。


全ては繋がっている。

超越した考え方を持ったほうが、切離して考えるより、自然ではないのかなと思います。


しかし、その理屈なら、犯罪者も、

一概に悪いと言えないんじゃないの?

と言う人がで出て来そうですが、

そうではないのです。ということで、次か、次の次、先に違う話題になるかもしれませんが、調和その③で、その話に触れてみたいと思います。


長くなりましたが、ここまでお読み頂き有難う御座いました。