珍しいパンタグラフ付き客車 スハ25 300番台 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

JR西日本の「あさかぜ」編成にあって、ひときわ目立っていたのがスハ25ではないかと思います。

客車でパンタグラフが付いている形式はカニ22など数えるほどしかありませんでした。

そんなパンタグラフ付きの客車がJR化後に登場するとは!

 

と言う訳で24系25の一員のスハ25 300番台のモデルです。

2つのパンタグラフが載ったユニークな形態です。

モデルはTOMIXの92832(あさかぜ JR西日本仕様)です。

 

同じ時期の登場したオハ25 300と同様にブルートレインのグレードアップの一環としてラウンジカーとして登場します。

しかし、ただのラウンジカーではなく、電源車の役割も担うことになりました。

というのも、トワイライトエクスプレスに電源車(カニ24)を供出するために、電源車を確保する必要があったためでした。

 

東京~下関の直流区間しか走らないので、カニ22のようにディーゼルエンジンを搭載する必要がなくインバータ(SIV)を搭載していました。

ディーゼルエンジンの爆音がないので快適だったのかなと思います、乗ったことはありませんが。

オハ25 300との外観上の大きな違いは、パンタ以外では、トイレ側のデッキ・扉が埋められているところです。

しかしながらオハ12の面影がドア付近に見られます。

 

トイレ側の連結面。配管類も再現されています。

 

反対側には貫通扉はありません。

 

パンタ周り。避雷器は別パーツです。(トイレ側)

配管類も一体成型ながら再現されています。

 

同じくパンタ周り(デッキ側)

 

クーラーは車体中央に3基搭載しています。

ベンチレータも別部品となっていて実感的です。

 

埋められたデッキ部には電源装置のルーバーが並んでいます。

非常時には機関車から遠隔操作でパンタグラフが下げれるようになっていたらしいです。

 

こっちサイドは扉が埋められたぐらいで。

 

ラウンジの大窓は銀色の縁取りが。オハ25 300は銀色の縁取りがありませんでしたが。

 

屋根の違いを。パンタグラフが付いてる分だけ屋根上機器が多いです。

 

床下機器は電源関係の機材がある分、オハ25と比べて賑やかです。

上がスハ25 300です。

 

折角なので、オハとスハを並べて比較。

こっちの面は窓が少ない。

 

反対側は12系の面影が。

 

パンタのありなしで随分印象が変わりますね。

 

スハ25はオハ12の改造で2両が登場し、その後、瀬戸用のオハ25から再改造された1両を加えた3両体制であさかぜの運転終了まで活躍していました。

あさかぜの廃止が2005年ですから、もう20年近くも前のことなんですね。改めて月日の流れの早さを感じます。

 

改造により電源は確保できたのですが、カニ24の役割に小荷物輸送もありました。

が、カニ24はもうないので、荷物輸送はどうしましょうかということに。

 

そう言えばヨーロッパの客車でパンタグラフが付いているのがありましたね、珍しいので覚えていますが友人宅のメルクリンで見たことがあります。