食堂車からロビーカーへの転身 はやぶさのオハ24 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

はやぶさに組み込まれていた24系のロビーカー オハ24です。

701~702はオシ24(元はオシ14)の改造車、

703~705はオハネ14の改造車でした。

モデルはTOMIXの#92818 24系25型銀帯7両セットのうちの1両です。

 

羽根状の銀帯が特徴のロビーカーです。

 

折角なのでタネ車のオシ24 100番台と比較してみます。

こちら厨房の廊下側サイドです。

業務用の引き戸が埋められて小窓に代わっています。

また、厨房横廊下の窓ですが、配置は同じながらも食堂側の窓と同じ高さに下げられています。

 

こちらが元厨房側のサイドです。

 

こちらも業務用ドア、厨房窓、厨房用トイレ窓が埋められています。

埋められた後に小さい窓が一つ開け直されたようです。

 

ロビーカーのシンボルマークは印刷済みです。

(初期の製品はシールが添付されていました)

 

中央部の羽根部分の銀帯。車番はインレタです。

 

車端部には「LOBBYCAR」のロゴ。

元オシ14なので、手すりは車端ギリギリのところです。

新製のオシ24はもっと内側に手すりが付いています。

この辺りはトイレがあった場所です。

 

車内の様子。上がオシ24、下はオハ24です。

厨房は取り払われ全室ロビーとなっています。

えんじ色系のソファーが並べられ、隅にはバーカウンターが有りました。

どのぐらいの利用があったんでしょうかね。

 

床下です、同じく上がオシ24、下がオハ24です。

初期の製品はオシ24の床板が付いていたんですが、最近の製品はオハネ24のものが付いているようです。

実際のところ食堂車ほど水の需要はないので水タンクは1本あれば充分だったようで。

実車の床下の写真が見つからないのですが、多分これで合っているんでしょう。

#92818の頃から新集電台車、TNカプラー対応床板になっています。

 

屋根です、これも上がオシ24です。

屋根は食堂車時代と全く変わっていないようで、厨房の換気口もそのまま残っています。

クーラーはオシ14時代からのAU76を両端に積んています。

現行品#98802(はやぶさセット)はクーラーが別部品になっています。

 

残念ながらオシ24もオハ24も実車では乗る機会がありませんでした。ブルートレイン自体が過去のものとなってしまい時間が経ちましたが、尾久に残っていた朽ちかけのオシ24はどうなったのでしょうか。オリジナルの24系の食堂車はこの1両だけが残されたので保存されればいいなと思っていましたが。

結果的に電車改造のスシ24のほうが遅くまで運用され保存車もあるのは意外というか・・・

 

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