前回まで娘のアトピーについて綴りました。
今回は夫の借金問題から悩まされている家計について。
おととしの12月に判明した夫の借金。
私は下の子を妊娠したばかり。
その上切迫流産で出血する毎日。
つわりと上の子を相手にヘロヘロな毎日を送っていました。
そこで発覚した300万円ちょっとの借金。
なんでも結婚前から隠し持っていたものだと判明。
一度は義両親に返済してもらったものの（義母が銀行を3つ回って返済したそう）
懲りずに300万ちょっとの借金を作ってしまった男。
当時は離婚しかない！と思っていたものの、
お中には赤ちゃんが。
私も4月には上の子の育休をもって仕事を退職したばかり。
娘も夫のことが大好きなので、ひとまずは家計のことは全て私に任せてもらい、
義両親に経緯を話し、二度とこのようなことがないように。。。と
誓わせて一件落着。となりました。
それからというもの、一瞬で無くなった300万の貯金を取り返すべく、
なるべく外食は控え（妊娠中+切迫で動けなかったのでお出かけもできなかった）
産まれてくる子にも不自由が無いよう、貯金に努めました。
私が働いているころ、育休中の手当を受給しているころに比べると貯金できる額はずいぶん少ないものでした。
でも、夫の【使途不明金】が無くなっただけで、
気持ちがずいぶんと軽くなりました。
【40近くで公務員。なぜ生活費に15万しか渡してもらえないのだろう？】
という、給料日になるといつも悩まされる疑問が無くなったのですから。
去年の今頃までは少しづつですが順調に貯金ができていました。
が、娘のアトピーで事態は一変します。
食べるものを無農薬、添加物なし、
日用品も変えたおかげで家計を圧迫。
貯金ができないどころか、月々の夫の給料だけでは賄えないほどでした。
夫の給料は月によってずいぶん変動があり、
月によっては10万ほどの開きがあります。
お給料がいい月でしたら問題はないのですが、
手当が少ない月だと娯楽抜きにしても
生活費を賄うのは難しいです。
【働くしかないか・・】
娘は春から幼稚園に入ったので、
ふと働きに出ることが頭をよぎりました。
が、いざ仕事を探しにでるも、下の子が1歳前、
夫が不定休という条件じゃなかなか雇ってくれるところが見つかりません。
また、娘の体のこと、食事にも気を付けて。。。と考えると、
私がいない間に夫に全部任せるのも心配だな。。という不安もあり（夫はコンビニ大好き人間で、
私に内緒でこっそり娘とコンビニに立ち寄ってはお菓子やらアイスを与えております）
家にいながら何かできないかと思いました。
【在宅 主婦 仕事】などとググり、
最初に試したのは中国輸入でした。
中国で商品を安く仕入れて、メルカリなどで利益を乗せて販売するというものです。
売れなかったら娘に着てもらおう、と、
軽い気持ちで始めました。が
意外と売れ、その売れたお金で無農薬の玄米を買えるようになりました。
でも、最初は楽しくやっていた中国輸入でしたが、
すっとパソコンに向かって輸入する商品を選んで、画像を加工して、、、
という作業が性に合わないことに気が付きました。
寝不足も相まって目がしょぼしょぼに。。。
お金を稼ぐにはそんなこと言ってられないのですが、
どうにも苦痛に感じてしまい、3か月ほどで手を引くことに。
次はハンドメイド。
小さいころからもの作りが好きだった私。
小学生の頃は折り紙やミニチュアハウスづくり。
中学生の頃はビーズにドはまりしました。
ハンドメイド、といってもいろんなジャンルがあります。
まずやってみたのはレジン。
色を混ぜてうるうるつやつや～
かわいいアクセサリーができるのはうれしいのだけど、
レジンの臭いが気になる。。。
小さい子供がいるから余計に。
手についたレジンで誤って子供を触ってしまったら・・
皮膚が弱いから尚更気になりました。
少しでも気になるともうダメ。
レジンはあきらめました。
次は子供のころから好きだったビーズを使ったビーズ刺繍。
ブローチやピアスを作りました。
昔から好きだったものなのでどんどん手が動く。
細かい作業がとっても楽しい。
キラキラビーズを眺めているだけで幸せな気持ちに。
ふと、子供が生まれてからというもの、
自分がやりたいこと、好きなことに割く時間がまったくなかったことに気が付きます。
娘一人の時は【常に娘と外に！】と言わんばかりに、
天気が悪くなければほとんどの時間を公園などで過ごしていました。
息子が生まれてからも一緒。
基本的に外に出てて、自分の好きなことをやる時間はなかった。
というか、趣味がなかったのかも。
好きなドラマを観るとかもないし、
もともと体を動かしたり、手を動かすことが好きだから、
自然と子供と一緒に遊ぶこと、料理することが趣味の一環になっていたのかも。。
なので、一人で黙々とビーズをやってると昔の自分に戻ったような感覚でした。
子供と何か一緒にやるのも楽しいのだけれど、
自分だけの時間にわくわくすることに没頭できることが幸せだった。
そんな感じで徐々に自分時間の大切さに気が付き始めました。
とは言っても、本業は家事と育児。
好きなことができる時間は子供が昼寝してる最中か、
早朝か夜中です。
ビーズ刺繍は一つの作品を作るのになかなか時間がかかります。
【これをつくる！】
と意気込んでも出来上がるまで1週間かかってしまうことはざらでした。
そんなこんなでビーズ刺繍からも遠のき、
でもやっぱりビーズのキラキラが好き私がのめりこんだのが天然石のアクセサリー制作でした。
そこらへんに落ちている【石】が好きだった。
小学生のころ、休みの日にまで学校に行き、
校庭に落ちているきれいな【石】を見つけるのが好きだった。
今でも子供と公園に行くとついついきれいな石を探してしまいます。
そんな子供のころのわくわく感を思い出させてくれるのが
地球が作り出した自然の宝石の天然石でした。
続きます。