道端の異変 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

嫁さんと車で家に帰っていたら、道端で老婆二人が座り込んでいた。様子が尋常でないので、嫁さんが車から降り どうしたのかを見ると一人が気を失い、もう一人がそれを介抱しているものだった。

 

気を失っている方は 声掛けしても何も応えず ぐったりしている。これはいけない、と嫁さんはすぐ119番した。消防からは、息をしているか? 問いかけに返事するか? など容態に関することや、歳は幾つくらいか? どうしてそうなったのか,などと電話口で矢継ぎ早に聞いてくる。

 

そう いろいろ聞かれても こちらは通りすがりの身である。老婆がひっくり返っているという以上のことは分からない。介抱していた婆さんだって同じことで、遠目からも何か様子がおかしいと思ったことから始まったみたいだ。

 

消防と5分間も問答した後、すぐに救急車が来た。間の悪いことにひっくり返っていた婆さんは その直前に正気に戻り、救急隊員とは普通に応答していた。もう少し寝ててくれたら、緊急コールにも納得してくれただろうに・・・ それでも容体チェックのためか 婆さんは救急車に乗せられ、どっかの病院(?)へ運ばれていった。

 

教訓としては歳とった婆さんは地べたでも どこででもひっくりかえるということかグランドマザーというだけに・・

ところで嫁さんが救急に電話をした際その時 婆さんはまだ呼吸をしていたが聴取を終えた後に、もし息をしなくなったら 再度 電話を入れてほしいと言われたらしい。付き添いの看護婦でもないのに、なんでそこまで… と憤慨していた。