関空から成都へ行く直行便が中国国際航空しかなかったので 今回はそれを使った。ナショナルフラッグとはいえ、物足りないエアである。毛布はない、クッションもない。機内誌や新聞は中国語のみ。機内TVは座席ごとになく共同スクリーンだが、イヤホンの配布がない。機内アメニティはゼロ。こんな環境で 5時間のフライトは辛いものがある。
他社と同じくドリンクと食事の提供はあった。ドリンクにビールを頼んだら 中国の缶ビールをポンと渡された。冷えておらず、その生ぬるさが中国版の生(ぬる)ビールか。つまみもない生(ぬる)ビールは飲みにくかった。
続いて食事が出されたが、メニューの選択はない。同じトレイがポンポンと配られる。中身はウナギ弁当で、日本で積み込まれたモノは、ほとんどコンビニ(の弁当)仕様だ。もみじ饅頭がデザートで、コンビニなら 5-600円で売られているかというモノだった。
食べ物はいいとして、座席が事前に抑えていたのと違っていたのに不満が残る。最前列席を取れなかったので非常口席を押さえたつもりが、実際は中ほどの平凡なシートだった。使用機種が替わったのかも知れぬが、せっかく早くに手配した甲斐がなかった。ここらが中国エアの信頼に欠けるところだ。
これがコンビニ風弁当 街角のパネル展からパクった桃園景色