「潰さない経営」の極意@出版記念パーティー | 『ゆ』の素

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漫画家・イラストレーター
湯浅みきの日々徒然

11月27日。
この日は
経営の神様
松下幸之助さんの誕生日でした。


偶然同じ日になったそうですが
私も子育て4コマ漫画を描かせて頂いておりますマザーズリンクアカデミーさんの代表のお一人、窪田貞三先生出版記念パーティーが名古屋でありました。





松下幸之助さんも「理念」を大事にされていたそうで、窪田先生もこの理念を掲げた経営方法が一番大切だと25年提唱されてこられました。


元々この理念経営の塾を始めたのは、
ある尊敬する経営者の方から
「息子に将来会社を継がせるにあたり、自分では教育が難しい部分もあるから育てて欲しい」
と頼まれたのがきっかけだそうです。


だから2代、3代と続いていく会社になる経営のやり方を教えています。

あと、いかに社員みんなとその理念を共有し仕事をしていくか。



そういった

本来経営、お金を儲けることに重きをおくのでなく、地域社会にも貢献できる会社創り

を提唱されているので東海地方の名だたる会社…あずきバーの井村屋さんやノリタケさん、胡麻油・そして織田信長の時代九鬼水軍で名を馳せた九鬼産業株式会社さん等の代表取締役の方々も、学びに来られています。



ただどうしてもすぐに成功する「戦術」などやり方を聞きたがる人が多いそうですが、それだけでは例え一瞬上手くいったとしても、続かない。
次の代で潰れてしまうことが多いそう。



実際窪田先生にお会いした方のお話。

ある経営者の方が一代で百億円企業に育てられてて、その方に経理から戦略、戦術を聞いた時、
「このままでは危ない」
と思い、一度事業を拡大するのを止めて、理念経営を実践して土台をしっかりやった方が良いとアドバイスをされました。

しかし、やはり自力で成功されてきた方なので聞く耳を持ってくれず、数年後その会社はあえなく倒産されてしまったそうですショボーン


100億もあったのに!びっくり
会社を作るのは実は結構簡単だったりするそうですが、続けていくのがやはり難しいようです。



人間、どうしてもブレる時はありますし、会社が上手くいかない時期もあるでしょう。

そんな時、「理念」がちゃんとあると
どんなに迷ったって悩んだって、最終的に理念に立ち還りさえすれば、自然と軌道修正することが出来る。


だからこそ、
本質こそが大切なものだと言われています。









ちょっとスピ絡みで笑ったお話。

窪田先生の初めて出された本の名前が
「波動経営の時代」

波動‼︎笑い泣き

窪田先生曰く、当時の会社は
川の流れのような経営が多く
上から下へ意見は言うが、逆に下から上へが言い辛い風潮がある。


そうではなく、水に小石を投げ込んだ時のように中心から波紋が広がってやがてその波紋が岸に当たってまた中央に戻ってくる。

そんなお互い意見を出し合える関係を築くことが大事ですよ〜というようなことが書かれているそうですが、タイトルがタイトルだったので、そっちのスピ系の人から勘違いした反応も来たそうですニヤニヤ
(あ、窪田先生も見えない世界の部分も大事にされてますよ。)


パーティーのお料理も大変美味しく、
帰りに大きな花束も頂きました。


松下幸之助資料館館長の遠藤さんからもお声をかけて頂けたのも嬉しかったですラブ