今回は本市の元教育長であり、私が最も尊敬する教育者の鳥井正徳氏が「今思う、わたしの宝物」という演題でお話しをされました。
先生は子どもたちの50年後を常に考えて、今何をするべきかをお話されます。人間として、1000年前もそして1000年後も大事であろうと思われることを大事にされます。
76年生きてきてよかったと思うのは「継続」「貧しさ」「健康」であり、楽をしたらダメだとおっしゃいました。
開戦の年にお生まれになり、終戦の年に小学校へ入学され、我が国を敗戦の中から立て直してこられた先生のお話は心に響き、そして、現代人が忘れかけている人間として本当に大事なことをお伝えいただきました。また、講演後のお話で、厳しくするにはその倍の優しさが必要だというお言葉も心に響きました。
教育がまちをつくり、国をつくります。上辺だけでない、人として本当に大事なことをしっかりと身に付けることが出来る教育を本市でも行っていきたいと改めて思いました。
鳥井先生ありがとうございました。