りょうきです。おはようございます。
少し前、メルカリで買ってお直しに出していたジャケットが仕上がってきました。
私のサイズはイタリアサイズで48か50で、このジャケットは50です。
イタリアサイズは、肩幅でセンチ単位に決められています。
対してイギリスとかアメリカサイズは、胸囲をインチ単位です。
だからイタリア物で50の場合、「肩幅は50cm、その他はそれに見合う感じの体格の人」向け。
対してイギリス物で40の場合、「胸囲は40in、その他はそれに見合う感じの体格の人」向け。
だいたいですが、イタリア=イギリスで表現すれば、48=38、50=40です。
実際、肩幅が48cmくらいの体格の人は、胸囲がだいたい38inです。
その体格を、イタリア人は肩幅を基準に、イギリス人は胸囲を基準に表現します。
このサイズに、細かい表記が加わります。
ジャケットの内タグです。右上が見えますか。7R 50とあります。
このサイズ表記の読み方は、「ドロップ7(セブン)・レギュラー丈・サイズ50」です。
ドロップというのは、「(胸囲 — ウェスト)÷2」の数字です。
つまりこのジャケットの場合、胸囲とウエストの差が14cmで作られています。
当然ながら、胸囲とウエストの差が大きいほど、ウェストの絞りは強くなります。
逆三角形のスポーツマン体型向きに作ってある服だと、胸囲が100cmなのにウェストが75cmで作られたジャケットとかあります。
つまりドロップ寸で表現すれば、ドロップ12.5です。まず見かけないサイズです。
テーラードジャケットは、肩で着ます。肩が合ってないと、もう最初から合ってません。
逆に言えば、肩さえ合えば、あとはいくらでもお直しが効きます。
というか、メーカーも「肩を合わせて、あとはお直ししてください」のつもりで作ってます。だからドロップ寸は6とか8とか、無難な数字で量産するわけです。
お腹周りが少々ぶかぶかでも、買ってからお直し屋さんに出して、やっと完結します。
このジャケットはドロップ7ですが、私のドロップ寸は7ではありません。
なので、ウェストを詰めてもらいました。つまりこのドロップ7という表記はもはや過去のものとなり、実際のサイズは完全にりょうき仕様になっています。
もう一つの表記の「R」ですが、これは着丈、タテの長さを指します。
Rはレギュラー、つまり「特に身長が高いというわけでもなく、低いというわけでもない人向けに作ってあります」の意味です。
身長が極端に高い人向けには「L(LungoもしくはLong)」、「Tall」と表記されていて。
逆の場合は「C(Cort)」、「S(Short)」と表現されています。
日本の市場に出回っているのは、ほとんどがRです。
買うときにそで丈をたくさん詰めないといけない人は、Sがいいんだけどね。
Lとかは、身長が2mあるオランダ人とかスウェーデン人向けです。
ということで、これからスーツやジャケットをお求めの方は(メンズ限定)。
まず、肩がぴったりなものを見つけましょう。それだけで半分以上が終わりです。
次に、そで丈です。下に着ているシャツが、1.5cmだけ見えるくらいがベストです。
しかし最初に肩を合わせといて、袖まで最初からぴったりなものは、なかなかない。
買った後で、詰めたりする必要が出てくることが多いです。
なのでそで丈は、どうせ合ってないなら短すぎるより長すぎる方を選びます。
既製服は、詰めることはできても出す・伸ばすことは基本的にはできないから。
だから、肩が合ったうえで他が「ちょっと長い・ちょっとゆるい」を選びます。
もちろん、最初から全てがぴったりなものに出会えると、それが一番いいけれど。
最後に、必要に応じてウェストを詰めてもらいます。
ドロップ寸ですね。自分に一番合うように、お直し屋さんでピンを打ってもらう。
あとは待つ。待っている間に体が膨らんだり萎んだりしないようにしましょう。
いいサイト見つけた→ https://logi-lab.com/suit-choice
…イタリア物とか、手が届かないって?
本当にそうかな。
やたらと開店セールばっかりやってる紳士服量販店もいいけれど。
同じ値段で、というかむしろ安く、ラルディーニとかタリアトーレも買えますよ。
しかも中古じゃなくて、新品で。
私の場合は、ヤフオクとメルカリとアウトレットです。
直営店?買えるわけねーよ(笑)。
ただね、ヤフオクだろうがメルカリだろうが、知るべきを知らないとね。
実際にヤフオクをやればわかりますが、私みたいな人が多いんでしょうね。
つまり、自分の適正サイズを数字でパッと言える人。
私も、自分にぴったりなジャケットの肩幅・身幅・そで丈とか、全て言えます。
そういう人が、そういう人向けに、サイズを数字で書いています。だから、自分のサイズ感を具体的に知っている人は、「サイズが合わなかったらどうしよう」がありません。
このジャケットも、その数字を見て「あ、俺に合う」とすぐわかりました。
正確には、「あ、肩と袖が合う。着丈もよし。ウェストはどうにでもなる」ですか。
だから即断でした。こういうやりとりに参加できるようになると、お得です。
あとは、足で稼ぐ。私は中古屋さんが好きでね。出先でも見つけたら、入ります。
そこで、なぜか新品で売ってることも多い。もちろん中古でいいのもある。
こないだは、タリアトーレのvesvio、スリーピース、濃紺無地、サイズ48新品を、3万円台で見つけました。買ってないけど。
この通り、最後は運ですね。お求めの時に、いいものがあるかどうか。
ここらへんは、当ブログの読者様なら誰よりも強いかと(笑)。
良き一日をどうぞ(^^)



