りょうきです。おはようございます。

 

思いつきのプロ論2。

また一つ思いつきました。

こんなこと普段は考えないから、変な間隔で思いつきます。

 

で、浮かんだ2つ目。

 

「スキのなさ」ですかね。

 

これ自体がプロの定義かどうかはわかんないけど、仕事ができる人には共通する気がします。

 

わかりやすく言えば:

「仮に後で誰かに文句を言われた時にでもちゃんと言い返せるように、普段から仕事をする人」というか。

 

これ、「減点法の社会」の乗り切り方だと思うんです。

 

例を2つ。

 

割と最近、教師が校内で生徒を殴り飛ばして、それが動画に撮影されていたというニュースがありましたけど。

 

ニュースを聞く限りの勝手な推測ですが、先生にスキがあったようにも見えるんです。

 

なんだっけ、授業が始まってすぐ一人の生徒が教室で何か言いだして、「先生、俺と二人で廊下で話しましょう」と先生を廊下に連れ出したとか。

で、生徒が廊下で先生に罵詈雑言を浴びせた結果、先生が逆上して…という話だったかと。

 

そして、授業中なのにその一部始終がなぜか遠くから動画に撮られており、先生が生徒をぶっ飛ばしたあたりで別な生徒たちが「先生、校内暴力です」と出てくる。

 

実は先生がハメられた論もありますが、実際にハメられていたかはさておき。

 

これ、「先生、俺と二人で廊下で話しましょう」に従った先生の、その判断根拠って何だったんだろうと思います。つまり従うという行動が、先生のスキだったのかなと。

 

野次馬の私から見れば、「話す必要は認めるけど、ここは教室で今は授業だから、後で職員室に来てくれるかい」と授業を始めて良かったんじゃないかなと思うんですよ。

先生から上記のように提案すれば、その提案は生徒の「いますぐ俺と廊下に」という提案よりもよほど合理的で、筋が通っています。

このように、「廊下で話しましょう」を先生が合理的に却下していたら、結果は大きく変わっていたんじゃないかなと。

 

仮にこれが先生のスキだったとして、難しい問題です。

私も同じ立場なら、自分で述べるとおりに行動できている自信はありませんけど。

 

ただね、どういう職種のどういう業務であれ、やはりスキはないほうがいい。

そもそも社会人の世界がスキあらば減点される構造だし、仮に自分にアンチがいた場合、スキを作るとそこを突いて総攻撃を食らってしまう。

 

ということで、どうすればスキができないか。考えました。

 

冷静さだと思います。

教師であれば、どんなク◯ガキがどれだけ乱暴狼藉を働こうとも、冷静に眺めながら頭の中で校則と照らし合わせて考える。

 

例えば上記の学校の件の場合、悲しいかな生徒と先生の戦いの構図になってますけど。

先生としては、ある意味チャンスと言えると思うんです。

 

生徒は、先生をやっつけたい。先生が何を考えているかは、私にはわからない。

ただ、先生をやっつけたいがために生徒のとった行動は、スキだらけです。

授業中に関係ない発言をしたところから始まり、先生を連れ出して授業を止めている。

 

先生から冷静に見れば、この時点でその生徒はいくつも校則違反を犯しているわけでね。

つまり生徒は、自分が教室からしばらく追放されるくらいの罪を、自分で次々に重ねているわけですよ。

 

最終的に先生が逆上しちゃって、そっちばっかりがニュースになってましたけど。

よーく考えると、逆上さえしなければ、その生徒をかなりの期間にわたって追放できたと思います。もちろん、その場合はニュースにならないだろうけど。

 

同じ顔ぶれが一定の割合で顔を合わせる仕事なのでね、どうしても感情は入りますが。

そこをね、冷静さでもって「自分の行動の根拠は何か」とか「自分の行動を/目の前の人の行動を、後になって多くの人に見られた時、その多くの人はどう考えるだろうか」と考える。

もちろん、組織には組織のルールがたくさんあるはずなので、そのうちのどれに触れてしまうかクリアできているかとかも考える。

 

このように、考えるべきことはたくさんあります。

だからこそ、感情にはちょいと席を外して頂いて、冷静な理性をフルに活用しないといけない。

 

閑話休題。スキのなさ。

 

仕事ができる人には、以上のような冷静さが共通しているように見えます。

いい意味で感情がないというか、必要以上の感情がない。

ちょっと温かみのある、しかし洗練されたロボットみたいなね。

 

来週も、もうちょっとこのシリーズ書きます。

来週は、そうですね、自衛隊のヘリパイのこと書きましょうか。

恐ろしく冷静で、恐ろしく優しいです。これもプロ。

 

良き週末をどうぞ(^^)

 

おはようございます。りょうきです。

 

神戸市にはJR三宮(さんのみや)駅というのがありましてね。

私は神戸がそもそも好きですが、三宮駅はなおさら好きで。

 

例えばね、毎年3月の最後はこういうことしてくれるんですよ↓

…ちょっと泣きそうになります。

 

と思ったら、4月の1日にはこういう感じに変わってます↓

…なんか、頑張ろうと思えます。普段から使ってるけど(笑)。

こういうことって、どこでもやってるものなんですか?三宮だけ?

 

去年のいつだったか、プロが云々と書いた記憶があります。

見つけました。第171講です。そういえばこういうの書いたね。

 

もうちょっとわかりやすい例を思いついたので、それを以下に。

 

対人職業の場合。そうですね、学校の先生で例えます。

 

先生と生徒達の構図は、つまり人間と人間です。当たり前だけど。

 

当然ながら、好き嫌いが発生します。小中学生とか、子供からはわかりやすく出ます。先生からだって、ないことはないでしょう。

 

先生のことが好きな子達は、わーっと先生に寄っていく。

ところが先生にアンチな連中は、どうしても先生を敵にする。

 

その時の先生が、アンチにもファンと同じく接することが、わかりやすいプロの姿かなと思います。

 

そりゃね、ファンが寄ってきた時と、アンチのク◯ガキに用事がある時の先生の心中はだいぶ違うはずだけど(笑)。

その個人的好き嫌いを封じ込めて、「この子たちをどうすることが俺の仕事なのか」だけで考えるというかね。

 

他にも、飛行機のCAさんもそうです。

感じのいいお客さんばかりではありません。機内で変なカルマを作り続けるお客さんも、いるにはいます。

 

それでも、同じ笑顔で、同じ声色で、同じサービスを提供するんですね。

プロです。心中は知らないけど。

 

うまく表現できないんだけど、わかりますかね。こういうプロっぽさ。

 

いい意味で、自分の感情や個人的な何かを消しているというか。

出していいときは出していいと思うんですけどね。

 

お客様相手でなくとも、職場の人間相手でも同じだと思います。

好き嫌いとか、山ほどあると思います。

それでもね、一応誰にでも同じ顔で接するんです。全員が社長だと思ってさ。

 

そういう人ってね、周囲から見ると「全員のことが好き」に見えます。

 

つまりそういう教員なら、「どの子供のことも好きな先生」に見えるし。

そういうCAさんなら、「どのお客さんのことも好きなCA」に見えます。

職場でそういう人がいるなら、「どの社員のことも好きな社員」に見える。

 

つまり、「自分以外の相手のことを、全て好き」な人物であるように、周囲の目には映るんですよ。

 

でもね、そんなわけないと思いますよ。人間だから。

例えば、生徒が10人いて、先生は10人とも非常に可愛がっているように見える。

 

しかし、その10人の中で2人ほど、先生からすればク◯ガキがいたとしたら。

 

その先生は、超プロです。仕事では、全員のことが好きであるかのように振舞えている。

考えようによっては、ちょっと怖い気もするけどね(笑)。でもプロってそういうもの。

 

極端な例だけど、ホストっているじゃないですか。

相手をしてもらったお客さんは、それぞれが「彼は私のことが一番好き」だと心底思っている。

他にお客さんがいることは承知の上で、自分が一番可愛がられていると感じさせられている。

これを、自分のお客さん全員に等しく感じさせることができるホスト氏もまた、極端なプロだと思います。

 

だからね、「どの子供のことも好きな先生」は確かに理想かもしれませんが、実は現実的ではないと思います。だから、究極の理想とはしつつも、教職を志す人はこれを目指しても仕方ないかなと。

そうじゃなくて、「どの子供のことも好きであるかのように見せることができる先生」「自分が一番好かれているとそれぞれの子供に感じさせることができる先生」はプロとして間違いないと思います。

 

CAさんだってそう。どのCAさんも、機内でドリンクサービスをするときは本当に楽しそうになさいます。どんなお客さんを相手にしていても、本当にお客さんであれば誰のことでも好きであるかのようになさる。

 

が、実際にどのお客さんのことも本当に好きである確率は、低いと思います。

少なくとも、周囲にそう見えるように徹底している。だからこそプロというね。

 

そうすると、自分の身の回りにプロって多いのか少ないのか。

以外と少ないのかもしれません。もちろん、私もプロと言えるかどうかは自信がない(笑)。

 

どっちみち、今の私はオフなのでプロでもなんでもない。

三宮駅の粋なポスターに喜ぶ、ただの神戸市民です。

 

良き1日をどうぞ(^^)

おはようございます。りょうきです。

 

新年度ですね。

新社会人は、どうぞ頑張ってください。税金って、高いよ(笑)。

 

私の教え子でも、どんどん社会人になっていってます。

まさしく今日、このブログを読みながらの初出勤も多いかと。

 

そういえば私も社会人です。忘れてました。

ちょっとお仕事の話を書こうかなと思います。

 

一番シンプルに、お金をもらうってのがどういうことなのか。

私の理解ですけど。こういう発想もあるということで。

 

防衛大学校って知ってますか。自衛隊の幹部を養成する機関です。

一応学校ではあるものの、学生には職業自衛官として給料が支払われます。

 

つまり防衛大は、お勉強がお仕事です。

普通の大学では、お勉強はお勉強です。

 

防衛大としては、お勉強してくれる対価として学生にお金を払ってます。

ということは「成績が悪い=仕事をサボっている」ことになります。

 

もっと言うと、そのキャンパスは職場なわけで。

だから、防衛大の学生がTwitterやインスタとかしていると、「仕事中にSNSをやっている」ことになって、懲戒処分、つまり公式なお仕置きがあります。

 

本当ですよ。特に自衛官は公務員なので、匿名だろうが鍵垢だろうが個人のSNSやらをなぜか上がよく把握しています。

当の本人は知らずに投稿しているけれど、上は実は全部知っている。

 

機密を投稿すると即座にバチが当たりますが、そうでなくとも全部見られています。

だから、例えば今日までに鍵垢だろうとTwitterを更新していた学生は、今後の自衛官人生において消せない傷をすでにたくさん背負っちゃってることにね。

 

厳しそうに見えるけど、でも仕事ってそういうものだから。

 

普通の大学は、自由ですね。私も普通の大学でした。

授業は寝てても怒られないし、成績が悪くてもどこも痛くない。

自主休講もできるし、授業中にSNS触っても誰にも迷惑をかけないならまぁいい。

 

しかし、防衛大のようにお金をもらってしまうと、話は一変します。

授業を寝ていると、「仕事中に居眠りしている社員」になるし。

成績が悪いと「仕事のできない社員」になるし。

自主休講したら「無断欠勤する社員」になるし。

SNSを触ると「勤務中に、業務と関係ないことをしている社員」になる。

 

ね。お金をもらうって、怖いでしょ(笑)。

 

とりあえず防衛大を例にしてますが、会社でも病院でも同じだと思います。

学生から社会人になると、そういう面で身分が一変するのでね。

 

学生の時に、勉強中にピロッとLINEが来たらすぐに開いていたけれど。

仕事中にピロッとLINEが来て同じことをすれば、アウトです。

 

そこを何も知らないで、仕事中でもひょいとLINEを開いちゃうとか、会社の様子や上司の愚痴をTwitterに投稿しちゃうのを「学生気分が抜けない」と表現するんでしょうかね。

 

社会人の世界は、基本的には減点法のようです。

つまりポイントを稼いだ人物が重宝されるよりも、やらかして減点された人間が居場所を失う雰囲気が強いです。

 

「なんであいつが出世するんだ」という人が出世することは、よくあります。

理由は簡単です。入社以来、その人は減点されなかったんです。だから出世した。

減点されないというのも、実力の一つと言えるかもしれません。

 

仮に4月に入社して、おそらく5月いっぱいまでは毎日がビクビクでしょうね。

カイシャって初めてだし、誰がどのくらい偉いのかわからないし。

でもそのビクビクはいいことだと思いますよ。というか当然だと思います。

 

ところが、6月くらいから会社に慣れてきますね。そこが危ない。

ビクビクの2ヶ月間押さえつけられていた学生気分が、ふと復活しがちな時期です。

ちょっとスマホを触った瞬間、マイナス1点。呼ばれた返事がダルそうだった瞬間、またマイナス1点...みたいに、少しずつマイナスを稼ぎ始めてしまう(笑)。

 

会社なり自衛隊なり病院なり、まずはその組織が、あなたの何に対してお金を払っているのか。

つまり学生の時はセーフだったのが、今日を境に何が急にアウトになるのか。

そこを最初に知ると、学生気分が速やかに抜け、社会人が捗る気がします。

 

向上心や熱い気持ちは、プラスを稼ぐ要素ですけど。

マイナスを持たない努力や工夫も、大事だと思いますよ。

 

...これ、もうちょっと続けましょうか。

 

行ってらっしゃい。頑張ってね。良き1日をどうぞ(^^)

ボンジョルノ。りょうきです。

 

お片づけの話を少し。

 

新生活を前に、断捨離なりクローゼット総入れ替えなり。

巷では様々なお片づけメソッドが人気ですが、りょうき風のものを。

 

クローゼットに限定します。ややメンズ寄りですが、レディースにも応用できます。

 

結論から言うと、タイトルの通りです。

服より先にいいハンガーを揃えます。

そうするとクローゼットが高級店になって、ユニクロがアルマーニに見えます。

加えて、衝動買いもなくなります。いいことばかり。

 

メンズ・レディースを問わず、服は基本的に肩のラインが命です。

だから、肩の部分に厚みのあるハンガーが望ましい。

具体的には、子供のこぶしくらいのボリュームが肩先にあるといい。

 

もちろん、自分の肩幅とハンガーの横幅サイズも考えてね。

実際の肩幅よりほんの少しだけ小さめなのがいいと思います。

 

私のハンガーです。肩先が膨らんでいるでしょう。こういうの。

このハンガーは、肩先の膨らみが最大6cmあります。もっとあってもいい。

 

それをね、自分で最初に決めた数だけ買うといいです。

クローゼットの大きさと相談して、何個までなら全体が美しく見えるか。

 

木製の、いいやつを買います。だからハンガーだけで結構な値段です。

それを、だいぶ前に6つ買いました。服を買うより高かったです。

 

あまり肩のラインを気にしなくていいもの用に、もうちょっとお手頃なものを4つ。

そこにシャツとかジレ用に薄いものを、6つ。

 

つまりちょっといいハンガーを、メインで10個。シャツ用に6個。

これらを全て同じメーカーのもので揃えました。だからすごく統一感があります。

 

で、私のハンガーは、これらで一生分です。今後増えることはありません。

 

ですので、私の買う服はこのハンガーが基準になります。

ハンガーに空きが出たら、新しく買います。

空きがないなら、買いません。というか、空きがないから、買いません。

 

うっかり衝動買いしちゃう時、「買う理由」はいくらでも出てきてしまいます。

店員さんが山ほど喋ってくれるし、何よりもあなた自身が欲しいと思ってしまった。

しかもお財布の中身は足りている。買う理由は、全部揃ってしまいます。

 

しかしここに一つでも「買わない理由」があれば、衝動買いは簡単に防げます。

いつもうっかりお買い物しちゃって…とお困りの場合、要するに「買わない理由」を何一つ持っていないからじゃないですかね。

 

何でもいいです。私の場合は、「今ハンガーに空きがないから」が買わない理由です。

 

それを押してまでその服を買うと、それ用にまた同じハンガーを仕入れないと。

つまりこの服の値段に、ハンガー代が上乗せされてしまう。

 

…このように、その服を買うハードルが急に上がりました。

逆に言えば、「ハンガー代を上乗せしたら服を買う気が失せるくらいの値段のハンガー」でないと意味がない。それがいくらなのかは、人それぞれ。

 

いいハンガーを買うとね、いい服を吊りたくなります。逆も然り。

いい服がいいハンガーに吊ってあると、非常に美しいし、私の気分もいい。

第2829講の話ですね。気の組み合わせ的な。

いい服の気と、いいハンガーの気と。

 

どうでしょう。高級感出てますか。

 

こうするとね、不用意に服が増えなくていいですよ。

クローゼットには統一された高級感も出るし、一石二鳥です。

 

去年の強制断捨離でハンガーがたくさん空いたので、今その分だけ買ってます。

 

無地から冒険して、自分に九字を切ったようなジャケットを買ってみました。

左端かつおぶし色のジレも、ちょっと海苔おにぎりからの冒険です。

 

相変わらず似たような服ばかり買ってますね。紺ばっかり。

それを肯定してくれるかのように、ファッションディレクターの干場氏曰く:

「男性の服は、自分の定番みたいなものを見つけて、それを包丁みたいに研いでいくべし」と。

 

私の場合は、宇宙色の紺で海苔おにぎり仕様というりょうきの定番を見つけたので、それを基準に洗練させていっております。

 

それぞれいいものですよ。

単純に小売価格で計算すれば、総額べっっっらぼうな金額のクローゼットですが。

そんなべらぼうな買い方はしませんよ。本来、私の収入では買えないものばかりです。

 

20万円の服を20万円で買う必要は、私はなかなか見えないんですが。

3千円の服を3千円で買うのと、20万円の服を5千円で買うのとでは。

後者は、私には素敵に映ります。何より賢い。

投資家みたいな目線の服選びですね。消費者の目線じゃなくて。

 

最近はミニマリストとか、なんかそういうのが流行ってるんですか。

私はちょっと違います。

 

私の場合は、「フランス人は10着しか服を持たない」に近いです。

そこに、運を少しね。ウン十万円の服をナン千円で買うために。

 

りょうきは、ハンガー10個と運を持っております。

 

今日もお気に入りのお洋服たちの間を、スカッと 風が  抜ける。いいこと。

 

良き一日をどうぞ(^^)

りょうきです。おはようございます。

 

先日仕上がってきたジャケットを景色に、美味しい紅茶を楽しむ日曜日の朝。

 

美しい服です。それをりょうき仕様にしているので、なおさら嬉しい。

 

このジャケットはね、引き寄せました。

このブランドで、こういうディテールで、この素材でと細かくイメージしてたら。

本当にありました。びっくりです。

 

Belvest(ベルヴェスト)という、イタリアのメーカーがあります。高いです。

Bella Vestito(=美しい服)というイタリア語からつくられた名前の会社です。

 

昔から気にはなっていてね。でもお高いし。

「ベルヴェストで、3つボタンで、金ボタンの紺ブレで、胸はバルカポケットで、カシミアで、袖は本切羽」が欲しかった。

おそらくそういう製品はないはずなので、いつかパターンオーダーで作ろうと思ってました。

ところが30万円はゆうに超えるものになります。カシミア100だとなおさらね。

 

仕方ないからちまちまと小銭貯金をしていました。今世で買えたらいいなと。

 

特に胸のバルカポケットは、ベルヴェストはまず作らない。

 

バルカポケットというのは、船底ポケットという意味です。

普通は直線的なものが、胸の厚みに合わせてややカーブして作られている。

むかーしはごく少数作っていたらしいですが、ベルヴェストでは今は見かけません。

 

ボタンの付け替えと本切羽に変更するのはお直しでできるから、それ以外が問題でした。

 

そしたらある日、なんとなくメルカリで検索してみたら、ありました。

 

慣れてくるとね、画像だけで自分に合うバランスかどうかがわかります。

ちゃんと読めば、なるほど私のサイズ。しかもバルカポケットでした。

上記の条件のうち、自力ではどうにもできない部分はクリアしています。

しかもお値段なんと、送料込みの14,800円なり。推定価格の20分の1以下です。

 

この年齢の男が、一張羅的に持つお洋服の値段としては、至極妥当です。

慌ててメルカリに登録するところから、3分後には買ってました。

 

偽物ではありません。偽物業者は偽物を作って儲からないといけないので、シャネルとかヴィトンとか、世界的に有名なブランドでしか偽物を作りません。

ベルヴェストはニッチなブランドなので、偽物を作るとむしろ損をします。

 

説明書きを詳しく読めば、「頂いたものを、着ないで保管してた」とのこと。

ありがとうございます。りょうきが、ありがたく頂戴いたします。

 

ということで、うちの子になりました。

 

到着して試着して、やはり肩はぴったり。そで丈もよし。

「着ないで保管」の通り、生地もくたびれてません。

カシミアフランネルの、日本にはない紺です。イタリアならではの紺。

身幅がゆるゆるでした。想定内です。

 

一通り喜んでから、われに返り、お直しに出します。

身幅詰めと、袖の本切羽仕様。ボタンは、予め金ボタンを仕入れておきました。

 

本来ブレザーは、ダブルのものは海軍の制服が発祥で、シングルのものはカレッジユニフォームが発祥と言われていますが。

私の金ボタンは海上自衛隊のものです。つまり海軍仕様。

シングルだからとか、その辺を気にするのは違うかなと。

自分の服なので、自分が着ていて一番機嫌よくいられる仕様にすればいい。

 

ということで、りょうき色の、りょうきボタンがついた、りょうきの紺ブレができました。

 

「ベルヴェストで、3つボタンで、金ボタンの紺ブレで、胸はバルカポケットで、カシミアで、袖は本切羽」の全てが揃い、そこにりょうき仕様、つまりボタンを見るだけで「りょうきのもの」と思われるような仕様にまで。

 

このジャケットを見つける前に、やはりこんな絵を描いておりまして。

 

そもそもこの世に存在するのかすら怪しいものだけど、絵を描くのは自由です。

ちょっと手持ち無沙汰になると1枚描いて、別な時にまた1枚。

こんなの欲しいなーと思いながら、もう何枚描いたことか。

 

そうすると、ある日突然似たものが出てくるんですよ。

「本当にこういうジャケットあったんだ!」が、最初の感想でした。

 

私は、欲しいものを絵に描いて引き寄せるタイプのようです。

これ、第6講の話ですね。しいちゃんのカレー。

りょうきのジャケットです。きっと恐ろしいほどのエネルギーを注いだんでしょう。

 

...似てる?笑

 

このジャケットはベルヴェストの535というモデルです。

一番ベーシックなもので、一番手堅いもの。

 

ベルヴェストといえばJIBじゃないのって?

ご心配なく。535をドレス用に引き寄せ、JIBはカジュアル用に2着引き寄せております。

 

この通り、運が良ければこういうことも可能です。というか普通です。

 

今ちょうどクローゼットを埋めている最中でね。去年は服がなかったから笑。

 

なので、知識と運をフル活用しております。

しいちゃんのカレーの理屈に、人八神二で生きると、こんなかんじ。

 

今日も素敵だ。ジャケットも美しい。ありがたや。

 

良き一日をどうぞ(^^)